イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

日々の読書からの書評、そして、男女の恋愛観をメインに、まとめているブログになります(*^^*)♪

【これでスッキリ】誰でも文章がスラスラ書けるようになるコツ!上阪徹 さん著書の「文章の問題地図」

上阪徹 さん著書の「文章の問題地図」を読みました(*^-^*)

ブックライターの著者さんが、「文章の問題地図」と題し、
誰でも文章がスラスラ書けるようになるコツを指南してくださる一冊です。

「スラスラ書けない、時間がかかってしょうがない」
「何を書いていいのかわからない」
「支離滅裂だと叱られる」
こうした悩み、あなたに訪れた経験はありますか?

本書は、文章に対する多くの悩み・問題は、ちょっとした発想の転換で解決すると提起し、
文章を書く仕事を長く続けてきた著者さんによる、シンプルに書けるようになる方法が書かれています。

著者さんは、長年の文書を書く経験を通して、大きく2つのことを発見しました。
・発見①:立派な文章を目指す必要はない
・発見②:「素材」に目を向ければ、すぐに書けてしまう

この2つに気づいて、文章を作成するだけでも、書きやすさは劇的に変わってきます。

著者さん自身は、文章に正解はないと考えています。
失礼にならないよう最低限のところはカバーしつつ、あとは「素材」にこそしっかり目を向けていけば良いというお考えです。

多くの人が、文章に対して肩に力が入りすぎている印象があります。
もっとリラックスして、向き合ったほうがいい。
これが、著者さんが、本の中で一番伝えたいメッセージです。

本書で紹介されている文章を書くコツに気づくことができれば、
あなたもきっとスラスラ文章を書いているはずです。

「なんだ、これで良かったのか」
そう、これで良いのです。このように思えることが大事なのです。

文章は、コミュニケーションツールの一つにすぎません。
もっと肩の力を抜いて、文章と付き合っていきましょう。

【本書の主な抜粋】
「最初から完璧を目指す」から時間がかかる。
文章は「書きながら考える」。

まずは「素材」を整理する。
「素材」のポイントは「事実・数字・エピソードを組み合わせる」こと。
素材さえしっかりあれば、文章は書けてしまうのです。

その場でメモを取っていないから、書けない。
その場でメモする要素は次の2つ。
・感想の対象となるものの内容を書く
・自分が感じたことをメモする

感情はどんどん変化していきます。
その場、その場で感じたことを記録しておかないと、
どんどん忘れていってしまい
「書くことができない」という状態になってしまう。

■「感想」となる4つのこと
・何を感じたか
・何を学んだか
・何に驚いたか
・何を次につなげていきたいか

「素材」+「感じたこと」で、文章は完成する。

文章のセオリーにとらわれてしまう。
ぼんやり頭の中にあるだけで、素材が「見える化」されていない。
スムーズに書けない原因の多くが、ここに集約される。

「こうあるべき」に合わせようとするのではなく、
素材を箇条書きにし、ストーリー構成にして書き出した上で、文章を書く。
面倒でも、ちゃんと見える化しておくことで、書くスピードは一気に速まります。

■読みづらいと感じる原因4つ
・漢字が多すぎる
・専門用語、カタカナ用語ばかり
・一文が長い、句読点が少ない、飾り言葉や表現が多い
・文字だけでびっしり

「日常会話レベルの言葉を意識する」
文章はコミュニケーションのツールにすぎません。
相手に何かを伝えるための道具なのです。
ならば、話して聞かせるのも、文章にして言葉で伝えるのも同じはずです。
なのに、どういうわけか、「文章を書く」ことになると、普段では使わないような言葉や漢字を使おうとする人がいます。

文章だからといって、難しい言葉を使ったり、漢字にするよりも、
あえて平易なほうがいい。

そのほうが、わかりやすい。
わかりやすい文章のほうが、速く文章が書けます。

「形容詞を使わない」「形容する言葉を考えない」と決めてしまうと、
文章に具体性が宿る。
それが、読み手が追体験できる「魅力的な素材」となる。

「素材」さえ、ちゃんと揃っていれば、もう「表現」に頭を悩ませる必要はなくなる。

ぜひ知って欲しいのは、「大事なことは書く前にある」ということ。
文章は自分のためにあるのではなく、相手のためにあるものです。

だからこそ、中身=「素材」の大切さに目を向け、書く前の取り組みをする。
それさえしっかりやっていれば、文章は怖いものではありません。
苦手意識はグッと小さくなります。

私がそうだったように。

■大事な実践ポイント
・文章に正解はない。もっと肩の力を抜いて、文章と付き合う。
・「素材」+「感じたこと」で、文章を書く
・「形容詞を使わない」「形容する言葉を考えない」と決めてしまう

【文章に正解はない。もっと肩の力を抜いて、文章と付き合おう!】
文章だからといって、ついつい身構えてしまう自分の心がスッとほぐされていくような感覚を覚えつつ、
あっという間に読み終えることができました。

「文章は自分のためにあるのではなく、相手のためにあるもの」
中身=「素材」の大切さに目を向け、書く前の取り組みをすることで、
素早く、そして、読んでもらえる文章を書いていこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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きれいな枠におさまらない「はみだし」にこそ魅力は宿る!潮凪洋介 さん著書の『「バカになれる男」の魅力』

潮凪洋介 さん著書の『「バカになれる男」の魅力』を読みました(o^^o)

エッセイスト・講演家の著者さんが、『「バカになれる男」の魅力』と題し、
人生を変えるためのキッカケとチャンスを自分のものにするために、
「自分のカラの破り方」を指南してくださる一冊です。

いつも、ミスを恐れ、小さくまとまり、無難な日々を過ごしてしまう・・・。
そこから少しでも抜け出してみたいと思うことはありませんか?

本書は、人生は恥をかいたものの勝ち、そして、小さなプライドなんか捨てるのが早ければ早いほど、
人生はうまくいくと提起し、
「バカになれる器」を手に入れる内容が、具体例を多数紹介しつつ、書かれています。

「バカに"なる"」ではなく「バカに"なれる"」というのがポイントです。

本書のこの文。

断言しよう。
必ず大きくなるのは、"はみだす勇気を持つ男"だ。
人の目を気にせず熱中できる何かを持ち、
いざという時に「捨て身」で体当たりできる男だ。

ここに本書の本質が込められているように感じます。

誰だって毎日努力している。
より良い人生をつくるために耐えるべきことに耐えて、
目の前の仕事に一生懸命打ち込んでいる。

しかし、そうやって日々を過ごすうちに、私たちはある大切な部分をなくしてしまう。
それが「人としてのおもしろみ」です。

環境が合わない、仕事が合わない、ストレスに苦しめられる・・・。
そのような日々を送っているとしたら、
あなたの魅力は仕事によって確実に削ぎ落とされる。
給料と引き換えに、どんどんつまらない男に劣化してしまう。

「おもしろみ」を強化することを通して、もっと幸せになってほしい、
今の人生を100%肯定できるような毎日を送ってほしい、
これが、著者さんが伝えたいメッセージです。

本書の「バカに"なれる"男」の魅力とエッセンスを吸収し、
あなたが望む一歩を踏み出す原動力にしていきましょう。

【本書の主な抜粋】
きれいな枠におさまらない「はみだし」にこそ魅力は宿る。

「ちゃんと言われた通りにやってきたのに、そんなはずがない」
「正しすぎる生き方」が敗北感の原因になってしまう。

実に不条理である。
しかし、この不条理こそ、まぎれもない「現実」なのだ。

誰かに見せるためではなく、自分のために「はみだし」を楽しんでみる。

他の人からどう思われるか・・・と思ってビクビクするよりも、
自分のやりたいことをひとつでも貫いてみたらどうだろうか。

「バカになれるか」「なれないか」・・・これからの人生は"ここ"で決まる。

バカになれないからといって、なんら間違いを犯しているわけではない。
しかし「真面目に頑張っているだけでは何かが足りない人生」になってしまう。

いざという時に、セコいプライドが捨てられるか。
いざという時に、腹をくくって勝負に出ることができるか。
いざという時に、周囲の人を巻き込むようなリーダーシップを取ることができるか。

大人になってからは、これらができなければ、
本当の意味で人から信頼されることは難しい。

「自分から謝れない男」にだけは絶対になるな。

「いざという時に謝れる人」と「謝れない人」を周囲はよく見ている。

「自分から謝る」ことを習慣にすると、すべてがうまくまわり出す。
小さなプライドを捨てて、たとえ100%自分に非があるわけではなくても、
相手に一歩譲ることができる。
それこそ、バカになれる男が持っている器のデカさである。
そんな男は相手から信用される。

意味のない「勝ち負け」にこだわっていないか。
勝ち負け「だけ」にこだわる生き方は痛く苦しい。

「人と比べる生き方を、誰のために続けているのか?」
「オンリーワン」になれば勝ちも負けもない。

たった一人への「好きです」よりも、不特定多数への「褒め」が人生を変える。
意を決して言うのではなく「いいなぁ」と思ったときに、あっさりと口に出す。
自分は相手を褒めて心の満足を得ることができ、相手は喜びを得ることができる。
誰に遠慮する必要もないのだ。

恥を語れる男はモテる、恥を語れない男は忘れられる。

普通に考えたら「恥ずかしいこと」「忘れられないような失敗」をさらけ出す。
たったそれだけで周囲があなたに感じる魅力は何倍にも膨れ上がる。
一人の敵もつくらずに、あなたは好意的な味方を大量に得ることができる。

「フラれるのが怖い」「傷つくのがイヤだ」などと言っている場合ではない。
女性にフラれた分、自分の魅力が増していると思えばいい。

賢いバカは"水に流す"
謝罪されたら、水に流して忘れる。
せっかく縁があって関わることができた人たちと、長くいい関係を築きたいのなら
「許す」スタンスでいることを心がける。
小さなことでカリカリと怒るよりも、時には超がつくほ底抜けのお人好しになる。

相手の居場所をいつでも用意してあげる。
それくらいの懐の深さは持っておきたいものだ。

成功は「遅い」ほうがいいこともある。
成功が遅れてやってきたとしても、決して嘆くことはない。
今、あなたが成功していないとしても、それを嘆かずに夢の途中を楽しめばいい。

今の"生き様自体"が貴重な「コンテンツ」となる。
試行錯誤を重ね、浮き沈みを経験しながら、なんとか成功にたどり着いた人の話の方が、
人の心を打つのである。

成功は遅ければ遅い分、積み重ねられた経験が強い幹になる。

■大事な実践ポイント
・「自分から謝る」ことを習慣にする
・謝罪されたら、水に流して忘れる
・成功よりも、今の"生き様自体"が貴重な「コンテンツ」となることを意識する

【きれいな枠におさまらない「はみだし」にこそ魅力は宿る】
人生では、恥をかいくこと、小さなプライドを捨て、それを語ることで魅力が備わっていくことをはじめ、
「人としてのおもしろみ」を追求していくことの面白さと価値、
それが「バカになれる器」にあることを学びました。

自分の人生を自分で面白くさせていこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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言葉はチャンス、1分を侮るなかれ!齋藤孝 さん著書の「1分で大切なことを伝える技術」

齋藤孝 さん著書の「1分で大切なことを伝える技術」を読みました(*^-^*)

明治大学文学部教授の著者さんが、「1分で大切なことを伝える技術」と題し、
1分で過不足なく、しかも相手の心に残るように伝える方法を指南してくださる一冊です。

内容の薄い、長〜い話を我慢しながら聞いた経験。
誰もが経験したことがあると思いますし、
そんな時、あなたはどんな感情や印象を持ちますか?

本書は、ほとんどの人は「簡潔にまとめて話す」というトレーニングを経験しないまま大人になってしまっていると提起し、
すべてのコミュニケーションの基本となる「川のフォーマット」方式や「一分間プレゼンテーション」をはじめとする
この時代において大切な「コンパクトにインパクトに伝える方法」が書かれています。

言葉はチャンスです。
言葉の発し方次第で、人の心を掴んだり、自分の力を認めてもらったり、相手の気持ちが和やかになったり、
といった変化が起こります。

現代の「時」は、1分単位にできています。
今は情報を即時に取捨選択できないと、情報の浄化槽が詰まってしまいます。

1分なら、人は待ってくれます。
ならば、大切なことを常に1分でまとめる練習をしておくことが大事になってきます。

言葉の量と効果は必ずしも比例しません。
関係づくりの決め手となる言葉は、印象的な一言であることが多いです。

まずは、本書を通して、この「1分感覚」を身につけて欲しい。
これが、本書のメッセージです。

簡潔かつ印象的に話すことは、才能の問題ではありません。
練習するか、どうかに、すべてかかっています。

「1分で大切なことを伝える技術」
ぜひ、本書を通して体得していきましょう。

【本書の主な抜粋】
「1分を侮るなかれ」
1分の密度を徹底的に上げていくトレーニングを行う。
それによって、まず「高密度」という感覚を身体で覚えていく。
その上で、それを2分ないし3分に伸ばしていけば、その間の情報密度は膨大になるだろう。

自分の口癖をチェックする。
一度、ほんの1分程度でも自分の話を録音し、それを文字に書き起こしてみてはどうだろう。
たいていの人は「こんなことを話していたのか」「「あの」や「ええと」が妙に多いなぁ」と衝撃を受けるはずだ。
その自己嫌悪を乗り越えて修正していけば、かなり精度の高い話し方が身につくだろう。
意外に私たちは、自分を客観視してみる機会に乏しいのである。

■一分間トレーニング:心のチェックシート
・具体例はあったか
・わかりやすく、相手の経験に沿うような話ができたか
・話は簡潔だったか
・キーコンセプトは入れたか
・デメリットも含めたか
・1分以内に終わらせたか

一分間でまとまった話ができているということは、
構造化ができているということだ。

普段、私たちは、当たり前のことを当たり前に話しすぎているのではないだろうか。
だから「話がつまらない」と言われたり、退屈されたりしてしまうのである。
しかし、川のフォーマットを念頭に置けば、話の命題や問いかけといったものを意識せざるを得なくなる。
これは話し手の思考訓練になるし、アイデアを出す練習にもなる。

聞く側も、聞く以上は「ええっ!?」という要素が欲しいと思っている。
川があれば、渡ってみたいと思うのが人間だ。
しかし、そこに論理的な前提がなければ納得できない。
つまり話す際には、まず川があることを示して興味を喚起し、さらに「ええっ!?」まで繋ぐことが重要なのである。

絵を頭に思い描く能力が大事。
ポイントは、そのイメージを完全にビジュアライズし、聞き手にも川を渡ったような充実感を与えること。
聞き手はその感覚を得られたとき、「いい話を聞いた」とか「この企画はぜひ実現させたい」と思うようになるのである。

世の中には、「無理して本を読んだけど、その内容を人に説明できない」という人が少なくない。
それは、アウトプットを前提としたインプットの仕方をしていないからだ。
そのままでは、どれほどインプットをしたとしても、なかなか身につかないだろう。
インプットと同時に加工する必要がある。

話が長いのは、もはや環境問題だ。
環境問題は、CO2だけではない。話の無駄こそ私たちの社会生活の環境問題だという認識を持って取り組もう。
皆のストレス軽減と生産性向上、そしてそれによって生まれる余裕を目指して欲しい。

常にストップウォッチを用い、1分感覚を身につけることで
「頭がいいとはどういうことか」が身にしみてわかってくるはずだ。

そして、人の時間を無用に奪わないことが最大の礼儀であり、
優しさであることもわかってくる。

■大事な実践ポイント
・1分の密度を徹底的に上げていくトレーニングを行う
・川のフォーマットを念頭に置き、イメージを完全にビジュアライズし、聞き手にも川を渡ったような充実感を与えることを意識して話す
・アウトプットを前提としたインプットを心がける

【人の時間を無用に奪わないことが最大の礼儀であり、優しさである】
「1分を侮るなかれ」
1分の密度を徹底的に上げていくトレーニングを行いつつ、
聞いてくださっている方々への感謝と尊敬の念を忘れないように、
コンパクトにインパクトにアウトプットしていこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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一流とは何か?トップ1%の極意★中谷彰宏 さん著書の「一流の準備力: 見えないところで差がつく63の工夫」

中谷彰宏 さん著書の「一流の準備力: 見えないところで差がつく63の工夫」を読みました(o^^o)

作家・講演家の著者さんが「一流の準備力」と題し、
トップ1%に昇りつめる「一流の人」が、実はこっそりやっていることを指南してくださる一冊です。

一流とは何か?
一流と二流、この差はどこから生まれると思いますか?

本書は、誰よりも一流を知り尽くした著者さんによる、
「一流の人」が、実はこっそりやっている見えないところで差がつく63の工夫が書かれています。

一流と二流を分けるもの、それは、「準備力」の差で決まると
著者さんは定義します。

本書は、この準備力について
世の中の一流の著名な方々、そして、著者さんの具体的エピソードも踏まえつつ、
一流の方が準備の段階で心がけている極意を学ぶことができます。

一流と言われる有名人の方々の知らなかったエピソードも知ることができ、
自分の視野が広がるのはもちろん、
何よりも「自分もやってみよう!」と思える内容がわかりやすく書かれています。

本中の「見えないところで差がつく63の工夫」をすべて実践すれば、
本当に一流と言われる人になれそうな感覚を覚えました。

一つ一つ実践しながら、一流の階段を登り、
信頼される人を目指していきたいものです。

【本書の主な抜粋】
一流は、空気をつくる。
神社やお寺にお詣りに行った時も、鳥居をくぐって参道に入った瞬間に空気が変わります。
この空気の違いを感じることが、お詣りでは一番大切です。
二流は、お賽銭のところから勝負します。

大切なのは、自分がここに来たことを相手に伝えることではありません。
今、大きな力に満たされた場所に自分が入って来たことを感じ取ることです。
それが一流のお詣りの仕方なのです。

一流は、誰の草履でも、温める。

木下藤吉郎が信長の草履を温めていたというエピソードは、解釈を間違えている人が多い。
「誰の草履を温めるか」と聞くと、「上司ですかね」「お客様です」という答えでは、
一流にはなれません。

一流は、誰の草履でも温めます。
木下藤吉郎は信長の草履だけを温めていたわけではありません。
すべての草履を温めていたのです。

木下藤吉郎は、誰よりも多くのハズレをしていたのです。
運がいいのではありません。
全部を温めているのです。

誰の草履でも温められるのが一流であって、
「この人の草履を温めておけばメリットがある」という温め方は、
気配りではありません。

キッカケではなく、蓄積を学ぼう。
二流は、何か一個するだけですべてがうまくいくことを聞こうとします。
そんなものはありません。
あるのは蓄積だけです。
転機は、キッカケではなく、蓄積で生まれるのです。

一流は、お客様が少ない時ほど頑張る。
二流は、自分の頑張り度がお客様の数と比例してしまう。

お客様の数で頑張り度を変える必要はないのです。
一人でもお客様がいるのなら、そのお客様に一生懸命サービスをすればいいのです。

一流は、セカンドチャンスにトライする。
一流も二流も、1回でうまくいくとは限りません。
差がつくのはセカンドチャンスです。

セカンドチャンスは手に入らないわけではありません。
セカンドチャンスを自分に与えていないだけなのです。
セカンドチャンスを与えるのは自分自身です。

愛情には「寄り添う愛情」と「突き放す愛情」の2通りがある。
二流は、答えを求めます。
一流は、問いを求めます。

誰かに教えてもらった答えは、生きるか死ぬかのココ一番の時には武器になりません。
自ら気づいたことだけが武器になるのです。
一番の財産は、自分が持っている問いかけです。
「突き放す愛情」に気づき、自ら問いを立てていくのが一流なのです。

「才能のある人は、好きなことができる」と考えるのは二流です。
実際は、逆です。

好きなことではなく、世の中の役に立つことを何かしようと考えるのが一流の考え方です。
一流は、自分は世の中の人たちみんなに迷惑をかけて、お世話になってきているという意識を持つことができます。

一流は、ピッチャーへの気配りとして、
内野ゴロを簡単そうに捕る。

プロ野球宮本慎也選手は、ギリギリの内野ゴロを打たれた時、あたかも真正面のように捕ります。
二流の選手は、自分のファインプレーのように捕ります。
これでピッチャーの心理が全く変わります。

野手が体の真正面でボールを捕っていると、「打ち取った。自分は調子がいい」と、
ピッチャーがのってきます。
逆に、ファインプレーで捕ると、ピッチャーは「いかん。打ち込まれている。でもなんとか助けられた」と考えます。
そうすると、次のバッターに打たれます。

ピッチャーを安心させてチームを勝利に導くためには、
自分のファインプレーを消してでも、あたかも正面で捕ったようにすることを考える必要があります。

自分を目立たせるか、周りのメンバーを盛り立てることができるかで、
二流と一流に分かれるのです。

最大限の努力をして、失敗しよう。
一流が成功して、二流が失敗するということではありません。
一流も失敗します。
ただし、失敗の仕方が一流と二流とでは違います。
だからこそ、学びがあるのです。

よく「失敗から学ぼう」と言いますが、最大限の努力をしない失敗からは学べません。

■大事な実践ポイント
・セカンドチャンスにトライする
・好きなことではなく、世の中の役に立つことをする
・失敗をするなら、最大限の努力をして、失敗する

【一流と二流を分けるもの、それは、「準備力」の差で決まる】
才能や運ではなく、一流の方々が心がけているのは、何よりも準備。

本書の見えないところで差がつく準備を実践しつつ、
周りからも認められ、信頼される人を目指していこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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相手の心に火を灯せ!五百田達成さん、堀田秀吾さん著書の「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」

五百田達成さん、堀田秀吾さん著書の「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」を読みました(*^-^*)📚

コミュニケーション・作家・カウンセラーのお二人の著者さんが、人間関係において、
「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」と題し、
人への接し方やものの見方をより良いものにするために、心理学や脳科学などのエッセンスを指南してくださる一冊です。

「うわっ、嫌なやつだなぁ」
「何を考えているかわからない」
「接し方がわからない」
そんな不満を感じたことはありませんか?

本書は、人間関係や物事がうまくいかない根本的な原因は、性格や価値観などではなく
「結局、あなたの心が冷めているからだ」と提起し、
冷めてしまった心を温め直す、そして、人生を100倍楽しむ方法が書かれています。

人間の悩みのほとんどは。「人」にまつわることです。
会社の上司、部下、同僚、取引先、プライベートでは恋人、奥さんや旦那さん、あるいは子どもや親類付き合い。

「心が冷める」とは、簡単にまとめると、以下の状態を指します。
①人に興味がなくなる
②人と積極的に関わろうとしなくなる
③その結果、世界がどんどん狭くなっていく

心が冷めていると、自分はもちろん、いつの間にか身の回りの人の心まで
冷ましてしまうことになりかねません。

そうならないように、冷めてしまった、もしくは冷めかけている心を温め直そう。
そして、人生を100倍楽しもう。
これが、本書のメッセージです。

「誰でも必ずできる、しかし誰もができないこと」をコンセプトに、
今日からすぐにできるアクションを心理学や脳科学などのエッセンスを加えながら
全47エピソードで紹介しています。

ビジネス書としても、心理学の本としても、飲み会の小ネタとしても読める、
とても贅沢で欲張りな本になっていると思います。

価値観が多様化してきた現代、今の時代に生き、これからの世界を支えることになる10代20代、
また、若い人を育てることになる30代40代50代の方々にも、
ぜひ読んでみて欲しいオススメの良書です。

【本書の主な抜粋】
「冷めているなら、温めたらいいじゃない」

自分の言葉や行動に誰かが反応してくれる、自分の言いたいことが伝わる。
などなど、人と関わったときにはじめて、人は自分の存在を実感する。

「自分は人を愛せない」「あの人は苦手」「人間ってこんなもんだよね」というのは、
ほとんどが自分自身の思い込みであり、勝手にセーブをかけていることが多いのです。

自分の殻に閉じこもることなく、いろんな人と付き合っていくことで
「人生って思い通りにはいかないんだなぁ」「自分って思い込みが激しいなぁ」「もっと人に優しくしないとなぁ」と、
考え方に幅が出てきます。

心の冷えは病気ではありません。温め直しができるのです。

「相手への関心の深さ、それが心の熱さだ」

人は、興味関心があることに接すると心の温度が高まります。
興味があることに関しては「もっと知りたい」「自分の意見を言いたい」と感じるのです。

「自分の言うことをちゃんと聞いて欲しい」のなら「どうしてわかってくれないの!?もう嫌い!さよなら!」と
不満を口にして終わりにするのではなく、どうすれば聞いてもらえるのかを考えてみる。

本当に心の温度の高い人というのは、自分の都合を一方的に押し付けるのではなく、
相手の立場に立ったものの見方や考え方、立ち振る舞いのできる人なのです。
それが「気配り」や「想像力」に繋がっていきます。

本当の熱さは、表面的なキャラクターの問題ではありません。
「人のためを思った熱さ」を心がけましょう。

ギャップを楽しむこと。それは大人の所作。

人間は他人に対してつい一貫性を求めてしまいます。
しかし「こうあるべきだ」という期待は本来かけすぎるべきではありません。

悪いギャップに直面すると「うわっ・・・この人、実はこういう人なんだ」と幻滅しがちなのですが、
人間はそう単純なものではありません。

人にはそれぞれの人生や価値観があり、あなたに見せる一面は
その人のほんの一部にしかすぎません。

たとえ悪いギャップに遭遇したとしても、一気に心を覚ましてしまうのではなく、
「へぇ、こういう面もあるんだ」と面白がってみましょう。
それが、心を温めるための一つの方法となります。

「感情はコントロールできないが、言葉はコントロールできる」

たかが言葉、されど言葉、やっぱり言葉。
人の生活は言葉でできている。

口癖がネガティブだと「この人は冷たい人間なんだろうな」と思われてしまいます。
逆に、口癖がポジティブだと「この人は思いやりのある良い人だなぁ」と、
周囲の受け止め方が180度変わってきます。

感情を無理矢理おさえつけてコントロールするのは難しいですが、
その時に「うわっ、コイツ嫌い」という言葉を使うか、
「へぇ、こういう人もいるのね」という言葉を使えるか、
それによって人間関係も大きく変わります。

「伝わらないなら、言葉をわかって欲しいなら、態度を変えろ」

自分の価値観を認めて欲しいのであれば、人の価値観も認めてあげなければならない。
年齢を経ると(目が肥えてしまい)どうしても「共感」する能力が落ちてきてしまいます。

「コイツに言っても、多分わからないだろうな」と決めつけてしまうのではなく、
「なるほど、この人はこういう考え方をするんだな」と受け止め、その上でどんな言葉なら相手に届くかを考えてみる。

たとえば、クラシックを聴いたことのない若者にすすめるとき、
「クラシックっていうのは本物なんだよ。本もそうだけど、古典っていうのは本物ということなんだよ」では、
まず興味を持ってもらえません。
「俺も昔はクラシックって全然わかんなかったんだけどさ、好きなバンドの曲聴いてると歌じゃなくて、ドラムとかベースがやけに気になってくることあるじゃない?あれに似ているんだよね。聴いているうちに『このバイオリンのメロディーいいなぁ』とか。」
なんていうふうに説明をすれば、受け止め方も変わります。

つまるところ、自分の価値観を認めて欲しいのであれば、人の価値観も認めてあげなければならない、
ということです。
言葉だけでなく、思い切って態度も変えてみることで、引き起こされる現実が大きく変わることもあります。

この本で一番言いたかったことは、結局、人は一人では生きていけない。
だからこそ、自分以外の人を大切にして欲しい。
それは、結果的に自分を助けるようになる。ということです。

性格や能力というのは、自分一人で身につけられるものではありません。
必ず、周りの人との繋がりの中で生まれ、つくられていくものです。

あらためて「なんか、人と関わるっていいもんだなぁ」と思っていただければ幸いです。

■大事な実践ポイント
・自分自身の思い込み、勝手にセーブをかけていることに気づき、もの見方を変えていく
・目の前の人に対して興味関心を持ち、「人のためを思った熱さ」を心がける
・言葉だけでなく、思い切って態度も変えて、相手の価値観に寄り添う

【冷めてしまった心を温め直す、そして、人生を100倍楽しむ方法】
人間関係は、いつでも温め直しができるということを心がけつつ、
「人のためを思った熱さ」を通して、自分と周りにとって良い火を灯し、
より良い人間関係を築いていこうと思わせていただく、
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