イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

日々の読書からの書評、そして、男女の恋愛観をメインに、まとめているブログになります(*^^*)♪

役割の前に、人として向き合う!桑野麻衣 さん著書の「部下を元気にする、上司の話し方」

桑野麻衣 さん著書の「部下を元気にする、上司の話し方」を読みました(*^-^*)

コミュニケーション講師の著者さんが、「部下を元気にする、上司の話し方」と題して、
上司の職場コミュニケーション改善法を詳細に解説してくださる一冊です。
部下がを元気にし、自然と動きたくなるような上司の話し方、すごく気になります★

部下と接するのが怖い。
そんな風に思ってしまったことがありませんか?

本書は、研修講師の立場で多くの部下と上司の”本音”を聴いてきた著者さんが、部下を元気にし、
職場を活気付かせるための、上司のコミュニケーション改善法を解説する一冊です。

この本のメッセージは、とてもシンプルだと感じます。
それは、「部下をもっともっともっと観察しなさい」というものに集約されます。

なぜ、観察をするのか。
部下は、もっと上司であるあなたに関心をもって接してほしいと思っているからです。
「今だって観察しているよ!」と反発されるかもしれません。
それでも部下とうまくコミュニケーションが取れていないのであれば、
「観察している(関心をもっている)」はまったく部下に届いていないのとイコールです。

「よく観察して、気づいたことを基に、部下と接する。」
若い人ほど、驚くほど冷静に上司や会社を観察しています。
上司であるならば、それに負けないそれ以上に部下を観察することが大事です。

すると、「あっ、ちゃんと自分に関心をもってくれている」と部下は感じてくれるようになります。
こう感じてくれてはじめて、上司であるあなたの言葉が部下に届くようになります。

関心という名のギフトを部下に贈る。
ここからあなたの上司道がはじまります。

部下は上司から「自分に深く関心を持ってもらうこと」を求めています。
褒められることを望んでいるわけでも、叱られることを嫌がっているわけでもありません。

正しい言葉づかいや敬語を使うということは、部下を尊重することに繋がり、
上司である自分自身を表現するものとして非常に効果的です。

男性脳というのは、まずはじめに上司に対して「信頼性」を求めます。
それに対して女性脳というのは、まず初めの段階から「親和性」を求めています。
男性脳と女性脳それぞれのタイプを見極め、それに応じた接し方の工夫も大切です。

上司の言葉や語尾の癖は知らぬ間に部下の頭や心に残っていきます。
小さなことですが、答えをはっきりと伝える場面なのか、相手の答えを尊重したい場面なのかを見定め、
語尾にまでこだわってみるのが良いそうです。

部下に仕事をお願いする時には、任せた理由や部下に期待することを伝えてみてください。
そして、任せたのであればフォローも忘れずに行うことが大切です。

仕事の仕方に限らず、外見や声、話し方などちょっとした変化や改善に気がついたら、すぐに声をかけてみみるようにしましょう。
もし、具体的にどの変化があるかは定かではないけれど、なんとなく雰囲気が違うなと思えば
「なんとなく普段と違って見えるけど、何か変えましたか?」と素直に尋ねれば良いのです。

■上司と部下の価値観の違いを知る6つのキーワード
(1)自由
(2)正義
(3)愛
(4)安定
(5)学習
(6)貢献

最近、初対面の人との出会いをつくれているかな、と常に自分に問いかけてみてください。
自分の持つ印象を客観的に知り、一から他人と人間関係を構築していく緊張感を持ち続ける姿勢は、
常に最新にアップデートされた自分を維持することにもつながります。

部下を元気にできる上司を目指すのであれば、人との出会いを大事にし、
上司だからこそ”教わる”という立場を体感することが重要です。

○大事な実践ポイント
・仕事を依頼するときは、理由と期待をきちんと伝える
・初対面の人との出会いを定期的につくるようにする
・感謝の気持ちは、きちんと言葉にして形にする

「役割の前に、人として向き合おう」
上司と部下という役割/ポジションに関わらず
誰からも教わる姿勢を持ち感謝の気持ちを持つことの大事さをはじめ、
多くの学び気づきのある素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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