人間関係あっての指示系統!大平信孝 さん著書の「指示待ち部下が自ら考え動き出す!」
大平信孝 さん著書の「指示待ち部下が自ら考え動き出す!」を読みました(*^-^*)📚
目標実現の専門家の著者さんが、すべてのリーダーが望む「指示待ち部下が自ら考え動き出す」
2つのメソッドを紹介してくださる一冊です。
順を追うだけで、部下が劇的に変わりはじめます★
指示したのにその通りに動かない。
このとき、あなたはどんな気持ちになりますか?
本書は、”指示待ち部下”が生まれる原因は”指示だけ上司”にあると指摘し、
部下が自ら考えイキイキと動き出すための2つのメソッドが書かれています。
人間関係を語る上で普遍的なことがあります。
それは『他人は変えられない。変えられるのは自分だけ』というものです。
当然ながら、これは上司と部下の関係にも当てはまります。
つまり、部下に動いて欲しいと思うのなら、上司である自分がまずは変わる必要があります。
部下に望むのは、以下の2つだと思います。
1. 主体的に考え動く人間に育つこと
2. 仕事に邁進し成果を上げること
いま、部下がこの2つに向かっていないのであれば、上司である自分に原因があります。
まずは、このことを認めることがとても大切です。
そのうえで、上司であるあなたがやるべきことも、また2つです。
1. 「行動イノベーション・トーク」を取り入れる
2. 部下を育成する「成長の5ステップ」の順を追って部下と関わる
現在は、上司という立場で人を動かす「ポジションパワー」ではなく、
影響力(信頼関係および実力)で人を動かす「ヒューマンパワー」の時代です。
指示通り動かない部下は、動かないのではなく、動けないのだそうです。
■部下との信頼関係を築く3つのポイント
(1)相手そのものではなく、「相手の興味・関心」に関心を持つ
(2)共通点を見つける
(3)できていることを「承認」する
モチベーションの高い人と低い人とでは、行動の中身が変わってきます。
だから、成果も変わってくるのです。
やはり、仕事にはモチベーションが必要なのです。
モチベーションとは、「自分はこうしたい」という思いから湧き出てくる動機のことを指します。
その行動をするにあたっての「腑に落ちる度合い」とも言えます。
■行動イノベーション・トークの5つのステップ
①現在地を確認する
②会社の目標と部下の役割を確認する
③個人的な夢や目標を確認する
④部下の個人目標を設定する
⑤アクションプラン(10秒アクション)を作る
たった10秒の行動が部下のモチベーションに劇的な変化をもたらすのでしょうか?
理由は、成功体験です。
「計画を眺める」ことや「終業時間を宣言する」ことを失敗する人はいません。
つまり、「10秒アクション」を続ければ続けるほど、毎日部下のなかに小さな成功体験が積み上がっていくようになります。
どんなアイデアや発言であっても、評価や批判をしないこと。
「気軽に発言できる、アイデアを言える」ということを重視するのです。
成果を出せなかった部下に対しては、作戦会議を行うことが効果的です。
「どうしたら数値目標を達成できるのか?」を一緒に考えることが大事です。
部下のスキル不足の原因は、「指示だけ出してもできない」ということを、
上司の側が理解していないという一点にあります。
「部下が今できている部分」をしっかり承認することは、部下の居場所を作ってあげることにもつながります。
どれだけ頑張って部下を指導したとしても、すぐに目に見える成果が出てくることは少ないでしょう。
しかし、あきらめずに信じて見守る先に、驚くほど成長をとげた、未来のリーダーが生まれるようになります。
部下やチームスタッフの「できること」に目を向け、理想の未来を語る時間を増やしていけば、
職場が少しずつ変わっていきます。
結果、上司であるあなたが”ラク”になります(o^-^o)
■大事な実践ポイント
・10秒アクションを計画する
・相手の言動を評価や批判しない
・自分に対しても相手に対しても「できること」に目を向ける
「人間関係あっての指示系統」
「ポジションパワー」ではなく、「ヒューマンパワー」で、相手を承認しつつ、
よくなる方向を一緒に考えていこうと思わせていただく
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ
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