イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

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新しい時代は、感性で思考する時代!佐宗邦威 さん著書の「直感と論理をつなぐ思考法」

佐宗邦威 さん著書の「直感と論理をつなぐ思考法」を読みました(*^-^*)📚

戦略デザイナーの著者さんが、直感と論理をつなぐ思考法「ビジョン思考」を解説してくださる一冊です。
「妄想」からはじまる4段階サイクルで、誰もが停滞を打ち破る成果を得ることができるようになります★

論理に裏打ちされた戦略が「成功」を引き寄せる。
この常識に、「本当?」と疑問を持ったことがありませんか?

本書は、「妄想→知覚→組替→表現」の4段階サイクルで必ず成果が得られると提起し、
直感と論理をつなぐ実践的な思考メソッド「ビジョン思考」が書かれています。

2035年までに人類を火星に移住可能にする」と言ったイーロン・マスク(スペースX)。
「もしすべてのWebサイトをダウンロードできて、そのリンク先を記録しておけたら、どうなるだろう?」と言ったラリー・ペイジGoogle創業者)。

彼ら、”変化”を牽引するイノベーター達は「途方もない妄想」を語ります。
それを駆動力にして、ヒト・モノ・カネを呼び込み”変化”を現実に起こしているのです。

つまり、起点となる「妄想」がとても重要になってくるのです。
この「妄想」を起点とした思考、それが「ビジョン思考」です。

ビジョン思考が体系的に習得できるように、本書は、まとめられています。
1つ1つ進めていくとき、きちんと思考に負荷がかかっているのを実感できる良書です。

「論理」を起点とした「戦略」ではなく、「妄想」を起点とした「戦略」。
この切り替えができたとき、今までにないアウトプットが出せる自分になれるそうです(*^^*)

■「直感」を駆動力にした思考が描くサイクル
①妄想する(Drive):自分の妄想をかたちにする
②知覚する(Input):ビジョンの解像度を上げる
③組替する(Jump):自分なりの切り口を与える
④表現する(Output):自分らしい表現に落とす

ビジョン思考を習慣化するうえで何よりも大切なのは、そのための「余白」を人為的につくることです。

まず探究する心があって、そこから情報の収集に向かうのではなく、「情報が欠けている」という認知があって初めて、
「何かを知りたい」という好奇心が発動するようになります。
これに沿って考えれば、人は妄想を明確にすることで、初めて「情報ギャップ」を感じることができます。
逆に、妄想を潜在的な状態に留めている限り、情報ギャップが生まれないので、前に進もうとする力も生まれなくなります。

テクノロジーが与えてくれる「シンプルでわかりやすい世界」のタコツボを避け、「自分視点で考えること」に関心を持つ私たちにとっても、
知覚力は決定的に重要な意味を持っています。
自分の奥底から取り出したビジョンを、単なる「妄想」にとどめず、現実を動かすアイデアへと洗練していくうえでは、
知覚による統合・解釈のプロセスが不可欠です。

知覚力は大きく3つのプロセスから成り立っていると言えます。
①感知ーありのままに観る
②解釈ーインプットを自分なりのフレームにまとめる
③意味づけーまとめあげた考えに意味を与える

「凡庸なビジョンに見えるものにこそ、宝が眠っている」と気づくことから、すべてがはじまるように思えます。

妄想→知覚→組替という3つのプロセスを通過し、「ビジョンのアトリエ」の最後の部屋に到着した私たちは、
「表現の手前」で立ち止まることなく、「向こう側」に踏み出していけるようになります。

個人にはどうしようもない大きな課題ほど、「個人の内面から湧き出る得体の知れない妄想・直感」からスタートすることが必要です。
自分自身のビジョンを具体化したうえで、それをより大きなゴールへと「接続」していけるようになります。

■大事な実践ポイント
・1冊のノート(A6/無地のモレスキン)を買う
・毎朝15分、ノートを書く時間をスケジューリングする
・毎日、決まったページ数を書くようにする

「妄想を通して、自分の直感モードへスィッチさせる」
新しい時代は、感性で思考する時代であることと、
ビジョンを描いていくことの大事さをはじめ、
沢山の学び気づきのある素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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