イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

日々の読書からの書評、そして、男女の恋愛観をメインに、まとめているブログになります(*^^*)♪

行動パターンを一瞬で見抜き、心を賢くつかむ!グレッチェン・ルービン さん著書の「苦手な人を思い通りに動かす」

レッチェン・ルービン さん著書の「苦手な人を思い通りに動かす」を読みました(*^-^*)📚

作家である著者さんが、『苦手な人を思い通りに動かす』と題して、
良好な人間関係を維持する相手理解に役立つ、人の”4つの傾向”について解説してくださる一冊です。
「良好な人間関係のシンプルなルール」が学べます★

苦手な人との人づきあい。
どれくらいストレスを感じていますか?

本書は、人を「4つの傾向」に分類し、それぞれの強み・弱みを明らかにしながら、良好な人間関係を維持するための方法が書かれています。

「4つの傾向」とは、次の通りです。
・アップホルダー:約束を守る人
・クエスチョナー:疑問を持つ人
・オブライジャー:義務を果たす人
・レブル:抵抗する人

「4つの傾向」を理解する目的は、2つあります。
(1)自分を知り「期待への応え方」を理解すること
(2)相手を知り「やる気の出し方」を理解すること

まずは、第1章の診断テストを受けます。
受けることで、自分が”4つの傾向”のどのタイプであるかが分かります。
ちなみに私は、「アップホルダー」タイプでした(*^^*)

そして、自分のタイプが分かったら、そのタイプの強みと弱みをじっくり理解しましょう。
この自己理解の過程が、苦手な人などとの人づきあいの相手理解に役立っていきます。

特徴的なのは、弱みを弱みのまま終わらせていない点。
弱みを認めつつも、それを逆手にとって、人づきあいに活かす方法をきちんと提示しています。

この種の本は、「分類だけして満足」という本も少なくありません。
その中にあって、本書は「分類した後に何をするか」が丁寧に提示されています。

期待への応え方がわかれば、期待のかけ方がわかります。
やる気の出し方がわかれば、やる気の引き出し方がわかります。

これができれば、たとえ好きになれなくても、相手との良好な人間関係を維持できます。
すると比例して、人間関係のストレスが低減されていくのです。

やる気を高め合い、期待に応えあう。
仕事・プライベートに関わらず、まさに理想の人間関係ですよね。

■人が持つ”4つの傾向”
・アップホルダー(約束を守る人):外からの期待と内なる期待の両方に進んで応えようとする
・クエスチョナー(疑問を持つ人):あらゆる期待に疑問を抱き、自分が正当だと思う期待にのみ応えようとするため、実質、内なる期待にしか応えようとしない
・オブライジャー(義務を果たす人):外からの期待には進んで応えようとするが、内なる期待にはなかなか応えられない
・レブル(抵抗する人):あらゆる期待に反発し、外からの期待、内なる期待のどちらに対する態度も変わらない

アップホルダーは、期待に応えようとするあまり、無視したほうが理にかなっているというときであってもルールに縛られることがあります。

アップホルダーは、人に任せることが苦手です。
他者に任せると、失敗したり、いいかげんな仕事をされたりするかもしれないと考えるからです。

アップホルダーは、期待だと思うとすぐに応えようとして、膨大なエネルギーと時間を費やしてしまいます。
やりたくなくても、自分のためになると思えなくても関係ないのです。

内なる期待として受け入れるうえで、クエスチョナーが何よりも重視するのが情報と論理と効率性です。
彼らは自分の手で事実を集め、自分で決断し、正当な理由にもとづいて行動したがります。
そして、必然性がない、正当な理由がない、効率が悪いと思えば、どんなことにも異を唱えるでしょう。

エスチョナーは、アップホルダー(約束を守る人)の自発性と、オブライジャー(義務を果たす人)の信頼性、レブル(抵抗する人)の正直さを持ち合わせているのです。

エスチョナーが疑問を呈するのは、対立したいからでも、邪魔をしたいからでも、協力したくないからでもありません。
ただ単に、クエスチョナーという傾向の特性が行動に表れてしまうのです。

オブライジャーは、胸の内でどれほど強く望んでいても、何らかの形で外からの責任が生まれない限り、その望みを実行に移せません。
サンプル調査でも、オブライジャーの3分の2以上が「他者のためなら時間はつくれても、自分のためにはつくれない」自分に苛立ちを感じることが多いと答えています。

オブライジャーはとても燃え尽きやすい人です。
曖昧な指示だけで何かをやらせようとしても、相手がオブライジャーではうまくいかないことがほとんどです。

レブルは、自分による選択、自由、自己表現といった形で行動を起こすことを望みます。
レブルに行動を促すときは、「情報、起こりうる結果、選択の自由」をお忘れなく。

相手の傾向に気づけば、コミュニケーションがとりやすくなります。
その人の心がどうすれば動くかを理解していなければ、どんなに愛情をこめ、相手のためを思った言動も意味をなさないのです。

相手のやり方は自分とは違うかもしれないと意識し、
そのやり方を尊重すれば、どの傾向の人ともうまくやっていけるようになります。

■各傾向がとりわけ価値をおくもの
・アップホルダー:自制とパフォーマンス
・クエスチョナー:正当性と目的
・オブライジャー:チームワークと義務
・レブル:自由と自分のアイデンティティ

■大事な実践ポイント
・第1章を使って、自分の傾向を分析する
・相手の傾向を、4つの傾向を使って分析する
・相手のやり方を尊重する

「やる気を高め合い、期待に応えあう」
仕事・プライベートに関わらず、まさに理想の人間関係だと思います。

その実現のためにも、「4つの傾向」を
きちんと理解し、良好な人間関係を構築していこうと思わせていただける
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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