イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

日々の読書からの書評、そして、男女の恋愛観をメインに、まとめているブログになります(*^^*)♪

本が読みたくなる、本を読む仕組みづくり!出口治明 さん著書の「本の『使い方』」

出口治明 さん著書の「本の『使い方』」を読みました(o^-^o)📚

立命館アジア太平洋大学学長の著者さんが、『本の「使い方」』と題して、本のおもしろさに気づくと人生は豊かになると提起し、
本を読む仕組みづくりに役立つ読書論を解説してくださる一冊です。
「本を読む意味を知る」。興味深いテーマです★

本はおもしろい。
この感覚を、あなたはもっていますか?

本書は、「本を読むおもしろさ」を語りながら、自分なりの「本を読む仕組み」づくりに役立つ読書論が書かれています。

日本で指折りの読書家である著者さん。
その本との付き合い方を、余すところなく語っています。

読書術に関する本は、無数に出版されています。
ですが、読書の仕方に正解はありません。

あたかも正しい方法のように、流行りの読書術に染まる必要はないのです。
そんな読み方をしていては、読む読書ではなく、読まされる読書になり、読書が苦痛になってしまいます。

そうならないためには、自分にとって心地よく楽しい方法を見つけるしかありません。
見つけられた人が、いわゆる読書家と呼ばれる本好きになっていくのです。

では、どうすれば自分らしい方法を見つけられるのでしょうか。
その一助になる、本を読むことの楽しさ・本の選び方・読み方・付き合い方を語っています。

自分なりの「本を読む仕組みづくり」。
きっと、長い人生において”大きな財産”となることでしょう。

【本書の主な抜粋】
ストックしてある知識や情報の量が多ければ多いほど、思考や直感など脳の活動の精度は高くなります。
だから私たちは、たくさんの教養を身に付けておく必要があるのです。

■本が持つ5つの優位性
①何百年も読み継がれたもの(古典)は当たりはずれが少ない
②コストと時間がかからない
③場所を選ばず、どこでも情報が手に入る
④時間軸と空間軸が圧倒的に広くて深い
⑤実体験にも勝るイメージが得られる

まとまった知識は、本から得る。
直近のニュースは、新聞で得る。
そして、百科事典の代わりにインターネットを使う。
それが著者さんの基本的な使い分け方です。

古典は、どうして現代のビジネス書よりも優れているのでしょうか。
その理由は、大きく4つあると思います。
①時代を超えて残ったものは、無条件に正しい
②人間の基本的、普遍的な喜怒哀楽が学べる
ケーススタディとして勉強になる
④自分の頭で考える力を鍛錬できる

読書は著者との一対一の対話です。
しかも立派な人と対話をするのです。
誠実に、礼節を持って著者と正面から向き合いたい。
極端なことを言えば、「きちんとネクタイを締め、正座をして本を読む」ぐらいの気持ちです。

「納得いくまで読み込んで、わからなければ戻る。それを繰り返しながら、1冊を食べ切る」のが本の読み方です。

本の中で語られている主張には、必ず根拠があります。
そして、その根拠は数字やファクトに還元することができるはずです。
根拠(数字やファクト)をベースに自ら検証して判断すれば、少なくとも本の主張を鵜呑みにすることはなくなります。

功利的に本を読んでも、だいたいはうまくいかない気がします。
世の中にそんなにすぐに役に立つおいしい話はありません。
好きな本を読んで、じっくりと体の中に毒が回ってくるのを待てばいいと思います。

アウトプットとは、言語化することです。
本を読んだら「自分はどうしてこの本をおもしろいと思ったのか」を言語化しておくと、本の内容を頭の中に取り入れることができます。

水泳でも、大きく息を吐く(アウトプット)からこそ、上手に息を吸える(インプット)のです。
まさにインプットとアウトプットはコインの表と裏なのです。

優れた本は、実体験に勝るとも劣らない影響を万人に与えてくれるのです。

本は、「読まなければいけない」ものではありません。
義務感で読む本ほど、つまらないものはないからです。
本は、楽しむためにあります。
だから、「自分が興味を持てる本」から手に取ってみてください。

「今のあなたが一番若い」のですから、今から本を読めばそれでいいのです。

■大事な実践ポイント
・興味を持った本から読む
・根拠(数字やファクト)をベースに検証しながら読む
・本を読んだらアウトプットし言語化する

「本を読む意味を知る」
本のおもしろさに気づくことの大事さはもちろん、
本を読むことの楽しさ・本の選び方・読み方・付き合い方について、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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