イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

日々の読書からの書評、そして、男女の恋愛観をメインに、まとめているブログになります(*^^*)♪

誰でも使えるズルい武器。悪用厳禁!ふろむだ さん著書の「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」

ふろむだ さん著書の「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」を読みました(*^-^*)📚

モンスターブロガーの著者さんが、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で人生は決まっていると提起し、実力を磨くよりも人生を劇的に好転させる「錯覚資産」を指南してくださる一冊です。
誰でも使えるズルい武器。悪用厳禁です★

悪用厳禁。
こう言われたら、あなたはどう反応しますか?

本書は、自分の得になるような他人の勘違いを「錯覚資産」と定義し、錯覚資産を蓄えることが人生にどんな威力を発揮するのか、その効果について書かれています。

無意識のうちに、いかに”思考の錯覚”を起こしているのかを知り怖くなる。
そんな印象を受ける衝撃的な内容です。

社会の不条理、会社の不条理、人間関係の不条理・・・。
「なんでだよ!」と叫びたくなる多くは、”思考の錯覚”が原因なのです。

このように多大な影響をおよぼす”思考の錯覚”を、「だって人間だもの」で流さない。
「この仕組みをうまく活用できないか?」と徹底的に深掘りしたのが本書です。

ここまでの文章で2回「悪用厳禁」という言葉を用いました。
それをみてあなたが感じたことにも、”思考の錯覚”は潜んでいます。

”思考の錯覚”を理解した上で、錯覚資産を貯蓄する。
すると、仕事や人生においての成功確率が飛躍的に上げるのです。

本書の中身を理解している人たちに、勘違い”させられる”のか。
本書の中身を理解した上で、勘違い”させる”のか。

どちらを判断するかで、人生は大きく変わります。

【本書の主な抜粋】
「成功は運次第だと認めたくない」という自分の感情と、ちゃんと向き合わないと、判断がゆがんでしまう。

・他人があなたに対して抱く思考の錯覚。
・その思考の錯覚は、あなたにとって都合がいい。
この2つの特徴を持った思考の錯覚は、あなたの資産として機能する。
なので、こういう思考の錯覚を、本書では「錯覚資産」と呼んでいる。

思考の錯覚と運を運用することで、成功確率を上げることはできる。
ポイントは、「成功すると、次の成功の確率が上がる」という点だ。

「自覚できない」という特性が、錯覚資産を、極めて優秀な武器にしているのだ。

シンプルに、サイコロを振る回数を増やすことに時間を使ったほうが、断然、成功確率は高くなる。
ミソは、これは運ゲーだけど、「当たると、当たる確率が上がる運ゲー」だというところだ。
だから、いきなり大きく賭けるのは、損なのだ。

重要なのは、人間には、「実力」という要因を、プラス方向であれ、マイナス方向であれ、「大幅に過大評価」してしまう認知バイアスがあるということだ。

判断が難しいとき、人間は考えるのを放棄して、直感に従ってしまう。
しかし、判断が難しいときこそ、直感はアテにならない。
なぜなら、判断が難しいときに直感が出す答えは、思考の錯覚に汚染されていることが多いからだ。

高学歴の人の成功確率が高いのは、単に彼らが優秀だからというだけじゃない。
彼らの「高学歴」がハロー効果を引き起こすから、成功確率が高いのだ。

現実問題として、「立派な学歴」も「偉そうな肩書」も、強力な錯覚資産であり、具体的な価値があるものだ。
にもかかわらず、その価値評価を書きかえて、無価値なものと認識してしまうと、現実世界では、立派な学歴も、偉そうな肩書も得られなくなり、あなたの錯覚資産は育たず、人生はハードモードの糞ゲーになる。

真実を語れば語るほど、あなたの言葉は勢いを失い、魅力を失い、錯覚資産はあなたから遠のいていく。
大きな錯覚資産を手に入れたいなら、「一貫して偏ったストーリー」を語らなければならない。
バランスの取れた正しい主張などに、人は魅力を感じない。
それでは、人は動かせない。
「シンプルでわかりやすいこと」を、それが真実であるかのように言い切ってしまえ。
本当は断定できないことを、断定してしまえ。

好き嫌い、メリット、リスクのいずれかの変数値が脳内で変化すると、その変数値が他の変数値と矛盾しないように、他のすべての変数値が変化して辻褄を合わせるようになっているのだ。
まるで、タイムトラベルをして過去を変えると、それと矛盾がないように、現在の世界も変化するように。

認知心理学における「ヒューリスティック」とは、「答えるのが難しい質問に、簡単かつ高速に答えを出す方法」のことだ。
ただし、必ずしも正しい答えが出るとは限らない。
たとえば、「この人を採用すべきか?」という質問を、無意識のうちに、「この人は好きか?」という質問に置き換えて、それに答えを出すのだ。

利害関係と欺瞞が、錯覚を蔓延らせ、かつ、隠蔽するのだ。

「一貫性、原因、結論」の3つを過剰に求める傾向に注意していれば、自分の思考の錯覚に気づいて修正しやすくなるし、他人の思考の錯覚を利用して、自分に有利に物事を進めることができる、というわけだ。

錯覚資産も、複利で増えていく。

■大事な実践ポイント
・サイコロを振る回数を増やすことに時間を使う
・「一貫して偏ったストーリー」を語るよう意識する
認知バイアスについて勉強する

「勘違いで、勘違いを起こさない対策を!」
運よりも実力よりも「勘違いさせる力」、「錯覚資産」を上手に活用して、
仕事や人生を劇的に好転させていこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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