イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

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新しい価値をどんどん生み出せる一生役立つ「考える技術」★柿内尚文 さん著書の「パン屋ではおにぎりを売れ」

柿内尚文 さん著書の「パン屋ではおにぎりを売れ」を読みました(o^^o)📚

株式会社アスコム取締役編集局長の著者さんが、『パン屋ではおにぎりを売れ』と題して、
地味だけど一生役立つ「考える技術」、想像以上の答えが見つかる思考法の2つをテーマに、
「考える技術」を通して、人生をより良いものにするための活用法を指南してくださる一冊です。

著者さんの、これまで企画した本の累計発行部数は1000万部以上、10万部を超えるベストセラーは50冊に及びます。
数々のヒットを生み出し続けている著者さんの「考える技術」の真髄、
とても気になります★

「パン屋ではおにぎりを売れ」
この言葉を目にした時、あなたはどんな考えを持ちますか?

本書は、数々のベストセラー著書を企画・編集し、生み出している著者さんの思考ノウハウを吸収し、
新しい価値をどんどん生み出せる「考える技術」が書かれています。

「パン屋ではおにぎりを売れ」というのは、
当時大きな話題になった、モスバーガーの「ライスバーガー」、そして、マクドナルドの「ごはんバーガー」のエピソードにも関係しています。

これらが開発された背景には、お客さんの「夜ごはんはパンではなく、ごはんが食べたい」という声もひとつの要素だったそうです。

実は、販売後のお客さんの反応は、それ以上に、
「パン屋さんがおにぎりを開発したらどんなものができるんだろう」という期待の方が大きかったそうです。

「パン屋さんが本気でつくったおにぎり」として売り出せば、そこにはすごい魅力が生まれます。

他にも、「フレンチのシェフがつくるカレー」や「焼き鳥屋さんの人気ラーメン」など、
意味をずらして価値を生み出すことで人気になっているお店は、実はすでにたくさんあります。

ここにも、「考える技術」が使われているのです。

「考える技術」を身につけるメリットは数多くあります。
仕事にも、人間関係にも、恋愛にも、お金のことにも、家族のことにも、
応用範囲は幅広く、色々なことに活用できます。

ぜひ、「考える技術」を人生をより良いものにする武器として活用していきましょう。

【本書の主な抜粋】
「考える」ことについてまず、最初に知ってほしいこと。
それは『考えるとは「広げること」と「深めること」である』ということです。

「広げる」とは、可能性を考えていくことです。
「深める」とは、本質的価値を考えていくことです。

考えるには「論理的に考える」と「非論理的に考える」がある。
ロジカルシンキング=『考える』」ではないということ。
論理的思考では解決できない問題もある。

いままでにないものを「考える」、これから社会がどうなるかを「考える」。
この場合の「考える」は、「未来を考える」ということになる。
「未来」は誰にもわからない。だから、ロジカルに考えるだけではなかなか答えが導き出せないことがあります。

そのときに必要なのが、「非論理的に考える」です。

「非論理的に考える」から大ヒットした商品が「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」です。
発売されたときは度肝を抜かされました。私の第一印象は、「アイスにコーンポタージュって、どう考えてもまずそう」でした。
同じように思った人は多いんじゃないでしょうか。
でも、この新しさ、驚きと怖いもの見たさが、この商品を大ヒットに導きました。
この商品の当初のマーケティングコストは15万円だそう。それがSNSなどで拡散され、広告費換算で5億円以上の効果になったそうです。

論理ではなく直感や思いなど、非論理的なところからはじめる思考法は、先が見えないいまの時代を生きていく上で、
より求められていると思います。

「考える」ときには「遊び心」も加える。
それが「非論理的に考える」ための大事なポイントです。

「論理」と「非論理」の両方を手なずけることで、自分の「考える力」をレベルアップさせていくことができます。

イデアは浮かんでくるものではなく、つくるもの。

■「考える技術」でアイデアを生み出す3つの大切なルール
ルール1: ゴールを決める
ルール2: インプットして現状を把握する
ルール3: 考える=「考えを広げる+考えを深める」

■考えを広げる方法6つ
・掛け合わせ法
・数珠つなぎ連想法
・ずらす法
・脱二択
・まとめる法
・あったらいいな

■考えを深める方法6つ
・360度分解法
・ポジティブ価値化
・自分ごと、あなたごと、社会ごと
・すごろく法
・正体探し
・キャッチコピー法

この中で、特に圧巻なのが「脱二択」の方法です。
人生は選択の連続です。どういう選択をするかで、大きく変わります。
複数の課題を一発で解決できる可能性を「考える技術」から導き出します。

先日、こんな話をラジオで聞きました。
夜勤明けのお父さんが家にいる日。お母さんは買い物に行きたいけど、幼い4人の子供がいて、その日はあいにく雪。
子供を連れて買い物に行くのも難しいし、夜勤明けのお父さんは寝ている時間なので、子供だけ置いていくわけにもいかない。
そしたらお父さんが「僕が子供の面倒を見ているから君は買い物に行ってくればいい」と行ってくれました。
その言葉に甘えて、お母さんは買い物に。
30分ほどして家に帰ってくると、お父さんはリビングで寝ている。
いつもは騒いでいる4人の子供はお父さんを囲んで、静かに絵を描いている。
どうしたこと?

実は、お父さんが子供たちにこう言ったそう。
「僕が寝ている姿を一番よく絵に描けた子にチョコレートをあげる」と。
それで子供たちは真剣に絵を描いていたというお話です。

これは、A or B ではなく、A and B という。「脱二択」の方法を活用した良い例です。

選択する前に、「脱二択」で考えてみましょう!

もともと世の中にはオリジナルなんてものは存在しないと言われている。
オリジナルを分解するとこうなることがよくある。

オリジナル=マネ×マネ×マネ

あなたの魅力や強み、それを、学んだことと掛け合わせる意識を持つ。
掛け合わせる数が多いほど、完全にあなたのオリジナルになっていく。

人生は一回きり。どうせなら、自分らしく生きたい。

自分らしく生きるってどういうことだろうと考えると、
それって結局は「自分が考えたことを実行すること」なんじゃないでしょうか。
そうやって未来はできていく。

■大事な実践ポイント
・「論理的に考える」と「非論理的に考える」の両方から考える
・選択する前に、「脱二択」で考える
・掛け合わせることでオリジナルの考えをつくる

【新しい価値をどんどん生み出せる「考える技術」】
著者さんご自身の体験エピソード、そして、具体例も豊富に織り交ぜて、とても分かりやすい内容でした。
私自身も、本書の「考える技術」を通して、人生をより良いものにすべく、
しっかり活用していこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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