イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

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相手の心に火を灯せ!五百田達成さん、堀田秀吾さん著書の「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」

五百田達成さん、堀田秀吾さん著書の「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」を読みました(*^-^*)📚

コミュニケーション・作家・カウンセラーのお二人の著者さんが、人間関係において、
「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」と題し、
人への接し方やものの見方をより良いものにするために、心理学や脳科学などのエッセンスを指南してくださる一冊です。

「うわっ、嫌なやつだなぁ」
「何を考えているかわからない」
「接し方がわからない」
そんな不満を感じたことはありませんか?

本書は、人間関係や物事がうまくいかない根本的な原因は、性格や価値観などではなく
「結局、あなたの心が冷めているからだ」と提起し、
冷めてしまった心を温め直す、そして、人生を100倍楽しむ方法が書かれています。

人間の悩みのほとんどは。「人」にまつわることです。
会社の上司、部下、同僚、取引先、プライベートでは恋人、奥さんや旦那さん、あるいは子どもや親類付き合い。

「心が冷める」とは、簡単にまとめると、以下の状態を指します。
①人に興味がなくなる
②人と積極的に関わろうとしなくなる
③その結果、世界がどんどん狭くなっていく

心が冷めていると、自分はもちろん、いつの間にか身の回りの人の心まで
冷ましてしまうことになりかねません。

そうならないように、冷めてしまった、もしくは冷めかけている心を温め直そう。
そして、人生を100倍楽しもう。
これが、本書のメッセージです。

「誰でも必ずできる、しかし誰もができないこと」をコンセプトに、
今日からすぐにできるアクションを心理学や脳科学などのエッセンスを加えながら
全47エピソードで紹介しています。

ビジネス書としても、心理学の本としても、飲み会の小ネタとしても読める、
とても贅沢で欲張りな本になっていると思います。

価値観が多様化してきた現代、今の時代に生き、これからの世界を支えることになる10代20代、
また、若い人を育てることになる30代40代50代の方々にも、
ぜひ読んでみて欲しいオススメの良書です。

【本書の主な抜粋】
「冷めているなら、温めたらいいじゃない」

自分の言葉や行動に誰かが反応してくれる、自分の言いたいことが伝わる。
などなど、人と関わったときにはじめて、人は自分の存在を実感する。

「自分は人を愛せない」「あの人は苦手」「人間ってこんなもんだよね」というのは、
ほとんどが自分自身の思い込みであり、勝手にセーブをかけていることが多いのです。

自分の殻に閉じこもることなく、いろんな人と付き合っていくことで
「人生って思い通りにはいかないんだなぁ」「自分って思い込みが激しいなぁ」「もっと人に優しくしないとなぁ」と、
考え方に幅が出てきます。

心の冷えは病気ではありません。温め直しができるのです。

「相手への関心の深さ、それが心の熱さだ」

人は、興味関心があることに接すると心の温度が高まります。
興味があることに関しては「もっと知りたい」「自分の意見を言いたい」と感じるのです。

「自分の言うことをちゃんと聞いて欲しい」のなら「どうしてわかってくれないの!?もう嫌い!さよなら!」と
不満を口にして終わりにするのではなく、どうすれば聞いてもらえるのかを考えてみる。

本当に心の温度の高い人というのは、自分の都合を一方的に押し付けるのではなく、
相手の立場に立ったものの見方や考え方、立ち振る舞いのできる人なのです。
それが「気配り」や「想像力」に繋がっていきます。

本当の熱さは、表面的なキャラクターの問題ではありません。
「人のためを思った熱さ」を心がけましょう。

ギャップを楽しむこと。それは大人の所作。

人間は他人に対してつい一貫性を求めてしまいます。
しかし「こうあるべきだ」という期待は本来かけすぎるべきではありません。

悪いギャップに直面すると「うわっ・・・この人、実はこういう人なんだ」と幻滅しがちなのですが、
人間はそう単純なものではありません。

人にはそれぞれの人生や価値観があり、あなたに見せる一面は
その人のほんの一部にしかすぎません。

たとえ悪いギャップに遭遇したとしても、一気に心を覚ましてしまうのではなく、
「へぇ、こういう面もあるんだ」と面白がってみましょう。
それが、心を温めるための一つの方法となります。

「感情はコントロールできないが、言葉はコントロールできる」

たかが言葉、されど言葉、やっぱり言葉。
人の生活は言葉でできている。

口癖がネガティブだと「この人は冷たい人間なんだろうな」と思われてしまいます。
逆に、口癖がポジティブだと「この人は思いやりのある良い人だなぁ」と、
周囲の受け止め方が180度変わってきます。

感情を無理矢理おさえつけてコントロールするのは難しいですが、
その時に「うわっ、コイツ嫌い」という言葉を使うか、
「へぇ、こういう人もいるのね」という言葉を使えるか、
それによって人間関係も大きく変わります。

「伝わらないなら、言葉をわかって欲しいなら、態度を変えろ」

自分の価値観を認めて欲しいのであれば、人の価値観も認めてあげなければならない。
年齢を経ると(目が肥えてしまい)どうしても「共感」する能力が落ちてきてしまいます。

「コイツに言っても、多分わからないだろうな」と決めつけてしまうのではなく、
「なるほど、この人はこういう考え方をするんだな」と受け止め、その上でどんな言葉なら相手に届くかを考えてみる。

たとえば、クラシックを聴いたことのない若者にすすめるとき、
「クラシックっていうのは本物なんだよ。本もそうだけど、古典っていうのは本物ということなんだよ」では、
まず興味を持ってもらえません。
「俺も昔はクラシックって全然わかんなかったんだけどさ、好きなバンドの曲聴いてると歌じゃなくて、ドラムとかベースがやけに気になってくることあるじゃない?あれに似ているんだよね。聴いているうちに『このバイオリンのメロディーいいなぁ』とか。」
なんていうふうに説明をすれば、受け止め方も変わります。

つまるところ、自分の価値観を認めて欲しいのであれば、人の価値観も認めてあげなければならない、
ということです。
言葉だけでなく、思い切って態度も変えてみることで、引き起こされる現実が大きく変わることもあります。

この本で一番言いたかったことは、結局、人は一人では生きていけない。
だからこそ、自分以外の人を大切にして欲しい。
それは、結果的に自分を助けるようになる。ということです。

性格や能力というのは、自分一人で身につけられるものではありません。
必ず、周りの人との繋がりの中で生まれ、つくられていくものです。

あらためて「なんか、人と関わるっていいもんだなぁ」と思っていただければ幸いです。

■大事な実践ポイント
・自分自身の思い込み、勝手にセーブをかけていることに気づき、もの見方を変えていく
・目の前の人に対して興味関心を持ち、「人のためを思った熱さ」を心がける
・言葉だけでなく、思い切って態度も変えて、相手の価値観に寄り添う

【冷めてしまった心を温め直す、そして、人生を100倍楽しむ方法】
人間関係は、いつでも温め直しができるということを心がけつつ、
「人のためを思った熱さ」を通して、自分と周りにとって良い火を灯し、
より良い人間関係を築いていこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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