イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

日々の読書からの書評、そして、男女の恋愛観をメインに、まとめているブログになります(*^^*)♪

【これでスッキリ】誰でも文章がスラスラ書けるようになるコツ!上阪徹 さん著書の「文章の問題地図」

上阪徹 さん著書の「文章の問題地図」を読みました(*^-^*)

ブックライターの著者さんが、「文章の問題地図」と題し、
誰でも文章がスラスラ書けるようになるコツを指南してくださる一冊です。

「スラスラ書けない、時間がかかってしょうがない」
「何を書いていいのかわからない」
「支離滅裂だと叱られる」
こうした悩み、あなたに訪れた経験はありますか?

本書は、文章に対する多くの悩み・問題は、ちょっとした発想の転換で解決すると提起し、
文章を書く仕事を長く続けてきた著者さんによる、シンプルに書けるようになる方法が書かれています。

著者さんは、長年の文書を書く経験を通して、大きく2つのことを発見しました。
・発見①:立派な文章を目指す必要はない
・発見②:「素材」に目を向ければ、すぐに書けてしまう

この2つに気づいて、文章を作成するだけでも、書きやすさは劇的に変わってきます。

著者さん自身は、文章に正解はないと考えています。
失礼にならないよう最低限のところはカバーしつつ、あとは「素材」にこそしっかり目を向けていけば良いというお考えです。

多くの人が、文章に対して肩に力が入りすぎている印象があります。
もっとリラックスして、向き合ったほうがいい。
これが、著者さんが、本の中で一番伝えたいメッセージです。

本書で紹介されている文章を書くコツに気づくことができれば、
あなたもきっとスラスラ文章を書いているはずです。

「なんだ、これで良かったのか」
そう、これで良いのです。このように思えることが大事なのです。

文章は、コミュニケーションツールの一つにすぎません。
もっと肩の力を抜いて、文章と付き合っていきましょう。

【本書の主な抜粋】
「最初から完璧を目指す」から時間がかかる。
文章は「書きながら考える」。

まずは「素材」を整理する。
「素材」のポイントは「事実・数字・エピソードを組み合わせる」こと。
素材さえしっかりあれば、文章は書けてしまうのです。

その場でメモを取っていないから、書けない。
その場でメモする要素は次の2つ。
・感想の対象となるものの内容を書く
・自分が感じたことをメモする

感情はどんどん変化していきます。
その場、その場で感じたことを記録しておかないと、
どんどん忘れていってしまい
「書くことができない」という状態になってしまう。

■「感想」となる4つのこと
・何を感じたか
・何を学んだか
・何に驚いたか
・何を次につなげていきたいか

「素材」+「感じたこと」で、文章は完成する。

文章のセオリーにとらわれてしまう。
ぼんやり頭の中にあるだけで、素材が「見える化」されていない。
スムーズに書けない原因の多くが、ここに集約される。

「こうあるべき」に合わせようとするのではなく、
素材を箇条書きにし、ストーリー構成にして書き出した上で、文章を書く。
面倒でも、ちゃんと見える化しておくことで、書くスピードは一気に速まります。

■読みづらいと感じる原因4つ
・漢字が多すぎる
・専門用語、カタカナ用語ばかり
・一文が長い、句読点が少ない、飾り言葉や表現が多い
・文字だけでびっしり

「日常会話レベルの言葉を意識する」
文章はコミュニケーションのツールにすぎません。
相手に何かを伝えるための道具なのです。
ならば、話して聞かせるのも、文章にして言葉で伝えるのも同じはずです。
なのに、どういうわけか、「文章を書く」ことになると、普段では使わないような言葉や漢字を使おうとする人がいます。

文章だからといって、難しい言葉を使ったり、漢字にするよりも、
あえて平易なほうがいい。

そのほうが、わかりやすい。
わかりやすい文章のほうが、速く文章が書けます。

「形容詞を使わない」「形容する言葉を考えない」と決めてしまうと、
文章に具体性が宿る。
それが、読み手が追体験できる「魅力的な素材」となる。

「素材」さえ、ちゃんと揃っていれば、もう「表現」に頭を悩ませる必要はなくなる。

ぜひ知って欲しいのは、「大事なことは書く前にある」ということ。
文章は自分のためにあるのではなく、相手のためにあるものです。

だからこそ、中身=「素材」の大切さに目を向け、書く前の取り組みをする。
それさえしっかりやっていれば、文章は怖いものではありません。
苦手意識はグッと小さくなります。

私がそうだったように。

■大事な実践ポイント
・文章に正解はない。もっと肩の力を抜いて、文章と付き合う。
・「素材」+「感じたこと」で、文章を書く
・「形容詞を使わない」「形容する言葉を考えない」と決めてしまう

【文章に正解はない。もっと肩の力を抜いて、文章と付き合おう!】
文章だからといって、ついつい身構えてしまう自分の心がスッとほぐされていくような感覚を覚えつつ、
あっという間に読み終えることができました。

「文章は自分のためにあるのではなく、相手のためにあるもの」
中身=「素材」の大切さに目を向け、書く前の取り組みをすることで、
素早く、そして、読んでもらえる文章を書いていこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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