イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

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時代は「シェアド・マネジメント」!小池浩二 さん著書の「プレイングマネジャーのルール」

小池浩二 さん著書の「プレイングマネジャーのルール」を読みました(o^-^o)

経営コンサルタントの著者さんが、「プレイングマネジャーのルール」と題して、
全社員でチームで動かす”シェアド・マネジメント”の手法を解説してくださる一冊です。

プレイングマネジャー。
その役割はどこにあるとおもいますか?

本書は、今の時代にあったマネジメント手法は”シェアド・マネジメント”であると提起し、
その核をなす「プレイングマネジャーの役割」をルールにして解説した内容が書かれています。

リーダーシップを発揮しながら、最前線で仕事もこなす。
このように、プレイングマネジャーをイメージされている方が多いのではないでしょうか。

本書を読むと、こうしたイメージが壊れていく感覚を覚えます。
「リーダーだけがリーダーシップを発揮すればいいのか?」
「リーダーが、その仕事を担当する必要があるのか?」
という著者の問いかけを浴びながら・・・。

そのうえで、リーダー、そして、チームの能力を最大限に発揮するためのプレイングマネジャーの果たすべき責務を知ることになります。
まさに、プレイングマネジャーの姿をアップデートするための最新版の教科書といえます。

では、なぜ今アップデートが必要なのか。
プレイングマネジャーがあたり前となった昨今、成果があがる手法と成果があがらない手法の違いがわかってきたからです。

プレイングマネジャーという立場に、自分自身が潰されないために
読んでおきたい一冊だと感じました。

成熟社会で仕事が複雑化しています。
その結果、組織で動く社員には、2種類の仕事が求められています。
「現場の業務」と「チームを動かす仕事」です。
これを実現するのが「シェアド・マネジメント」です。

リーダーひとりがあくせくやってもダメです。
全メンバーが、自分の役割に対してあくせく努力するからこそ、結果として目標が達成できます。

全員参画がポイントになります。
「参画」とは、自ら考え、判断し、行動し、責任を取ることだです。
ただ、単に会社にいるだけの「人在」となってはいけません。

プレイングマネジメント体制の手本は「小学校のクラス運営」です。
学級委員長がいて、副委員長が中心となり、黒板消し係、給食当番、保健委員、飼育係、放送委員等がいて、クラス全員が役割を担います。

■組織を強くする6つのポイント
(1)共通語を作る
(2)できない人を作らない
(3)最優先業務を考え、判断して実践する
(4)出来映えを確認し問題を早期発見する
(5)問題点の早期治療
(6)学習能力を活用して生産性を上げる

「今月の目標はいくら」と問われたら「いくらです」と答えられる。
これがチームの共通語です。

■業績をつくる黄金法則
・部門方針:重点的に取り組む内容を考えた向こう3カ月の戦う方向性
・商材戦略:業績目標への対策を考える
・戦術:明日から実践していく方法・役割を決める
・戦闘:日常業務の実践や戦術で決めた具体策の実践
・環境整備:学習効果を発揮させる環境整備

仕事の意味を語ることが大事です。
この仕事の社内の位置づけはどんなものか、それを担当するメンバーは、どのような役割を果たしているのかなどです。

メンバーができることをメンバーに任せず、上司が自ら手がけるようでは失格です。
できるリーダーは「自分が、今より一段上の仕事をするには、どの仕事を誰に任せればよいか」と考えます。

仕事を任せる場合、「なぜ任せるか」を相手によく理解させることが重要です。
こちらの考え方を理解し、その意図を受け入れて、同じ気持ちをもってもらう。
それには、リーダーとしての説得力が必要になります。

■大事な実践ポイント
・任せるときは、理由を添えて伝える
・仕事の意味を説明できるようにする
・説得力を学べる本を読む

「チームを全員で動かすリーダーのルール」をはじめ、
時代に合ったシェアド・マネジメントのルールについて
沢山の学び気づきのある素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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