イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

日々の読書からの書評、そして、男女の恋愛観をメインに、まとめているブログになります(*^^*)♪

仕事も人生もラクになる!ハイディ・グラント さん著書の「人に頼む技術」

ハイディ・グラント さん著書の「人に頼む技術」を読みました(o^-^o)📚

社会心理学者の著者さんが、最新の科学研究にもとづく、必要なときに人に助けてもらう『人に頼む技術』を解説してくださる一冊です。

あなたの「助けて」を相手は待っている★
助けて」と言える勇気を育てる方法を学びます。

「助けて」
このひと言を、きちんといえますか?

本書は、「助けて」「手伝って」のひと言が言いにくい理由をあきらかにしながら、
どうすれば人に頼めるようになるのか、具体的なテクニックが書かれています。

頼みたいのに、「助けて」のひと言がなかなか言えない。
この、なんとも心苦しい経験をされたことがあるとおもいます。

ではなぜ、頼むことにこんなにも苦労しなければいけないのか。
社会心理学の観点から、われわれの心の中で起こっていることをあきらかにします。

そのうえで、どうすれば適切に頼めるようになるのかを示していきます。
人に助けてもらえるようになると、仕事も人生もラクになります。

そして、適切に頼めるようになると、人を動かせるようにもなります。
頼まれたい、助けたい、という人間がもつ潜在的な欲求を理解できるようになるからです。

頼み上手、また、頼まれ上手になるのに大いに役立つ内容です。
上手になるにしたがって、人間関係がどんどん濃密で充実したものになっていくそうです(*^-^*)

【本書の主な抜粋】
人は、頼みごとをする時、そのことで自分のステータスが下がると感じるものだ。
自分の知識や能力不足からくる場合はなおさらだ。
馬鹿にされたり、軽蔑されたりするかもしれないと不安になるからだ。

相手に「ノー」と言われれば、自分を拒絶されたと感じるものだ。
そのため、関連性への脅威も生じる。
「ノー」と言われた時、相手との関係に特別な公平性を感じることはまずないはずだ。

助けを求める人は、相手が助けてくれる可能性を過小評価しているものだ。
実際は、自分が思っている以上に、相手は誰かを助けたいと思っているものだ。

最初の依頼を断った人が、二度目には応じる可能性は、むしろ上がるのだ。
一度「ノー」と言った人に別の機会に頼み事をすれば、助けてくれる確率は低くなるのでなく、高くなるのだ。

過去に助けた相手を、今度は助けないことは矛盾だ。
そうすると認知的不調和の不快な緊張感が生じる。
それを避けるために、人は、二度目の依頼に対しても、できるだけ応えようとするものなのだ。

人を助ければ、色々な心理的メリットを得ることが研究からわかっている。
ところが、助けることを“強いられている”“コントロールされている”と感じると、そのメリットは消えてしまう。

■誰かに助けてもらうために必要な4つのステップ
(1)相手に気づかせること
(2)「助けを求めている」と確信させること
(3)助ける側に責任を負わせること
(4)助ける人が、必要な助けを提供できる状態にすること

集団の絆は深いのだ。
だから、人は頻繁かつ自発的に、家族や同僚のために自分の命さえ危険にさらすのだ。
困っている人の内集団での地位を高めたり、強調したりすれば助ける欲求につながるのだ。

自分が何かを与えたことや、助けたことが、良い結果を生み出したことがわかるようにするのだ。

出身大学が同じなど、自分が属するコミュニティのメンバーに協力的に振る舞う。
自分の所属集団に対する贔屓は、実力主義が前提とされる世界では様々な不公平や偏見につながりかねない。

だが、集団への帰属意識の仕組みを理解すれば、この不公平な側面が現実にならないように気をつけつつ、自分が属する集団の仲間意識を強め、集団の人たちから助けてもらい易くすることはできる。

親切な行いがアイデンティティと結びつかなければ、自尊心は高まらない。
大事なことは「私は親切なことをした」ではなく「私は親切な人だ」と感じられることだ。

同僚であれ、管理職であれ「自分の仕事で生じた影響を実感できる」ように仕向けることだ。
それが、その人の動機を高めることになる。
これこそが、頼む側にできる、極めて効果的な方法なのだ。

人に助けを求めることほど、相手の気分を良くする方法もない。
それは、相手から最高のものを引き出し、相手に最高の気分を味わわせるものなのだ。

■大事な実践ポイント
・一度断られた相手への二度目の依頼を怖がらない
・助けてほしいときは、臆せず助けを求める
・助ける・助けての持ちつ持たれつの関係を築く

「助け合ってこそ絆が生まれる」
頼み頼まれ支え合う関係、そして、頼み上手、頼まれ上手になり、
人間関係の良い歯車を回していこうと思わせていただく
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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