説明は信頼を生む!齋藤孝 さん著書の「頭のよさとは「説明力」だ」
齋藤孝 さん著書の「頭のよさとは「説明力」だ」を読みました(*^-^*)📚
明治大学文学部教授の著者さんが、『頭のよさとは「説明力」だ』と題して、説明する能力が高い人ほど評価されると提起し、説明力を構成する3つの力の効果的な磨き方を指南してくださる一冊です。
知的な「説明力」は、「組み立て方」で一気にうまくなります★
情報を端的に説明すること。
あなたは得意ですか?苦手ですか?
私は、とても苦手で、ついつい、話が長くなったり、節米する内容が発散してしまいがちです(。>﹏<。)
本書は、説明が苦手な人は方法論を知らないだけだと提起し、説明力を構成する3つの力を中心に、説明する能力の磨き方が書かれています。
説明力を分解すると、つぎの3つの力で構成されています。
(1)時間感覚
(2)要約力
(3)例示力
要約(2)や例示(3)がうまく、複雑な内容でも簡潔(1)に組み立てて説明する。
すると、聞き手は「なるほど!」と腑に落ち、「この人頭いいな!」と話し手を評価するのです。
このように、重要な”3つの力”を磨いていくことが、説明力の向上につながるのです。
そのために必要なトレーニング方法が収録されています。
説明が苦手な人は、説明の方法を知らないだけです。
説明力とはどんな能力なのか、上手な説明の構造とはどういうものなのか、どう組み立てると上手な説明になるのか。
説明力の向上に必要なことが詰まっています。
「説明うまいね!」と褒められる自分になりませんか?
【本書の主な抜粋】
■「説明力」を構成する3つの力
(1)時間感覚
(2)要約力
(3)例示力
ほとんどの人が、自分が一分間でどれだけのことを話せるか、十五秒だったらどれだけ話せるのかといったことを知りません。
まず、これを知って、体感としてわかることが大切です。
要約する際の最大のコツは、ポイントをできるだけ少ない数に絞り込むということです。
上手な説明をするためには、まず情報を絞り込む。
説明のポイントは三つに絞り、優先順位をつけ、他のものは切り捨てる。
相手にとって、「かゆいところに手が届く」という視点で、情報を絞り込んでいくことが重要なのです。
■上手な説明の基本構造
①まず、一言で言うと○○です
②つまり、詳しく言えば○○です
③具体的に言うと○○です
④まとめると○○です
要約の練習として、新聞記事を題材にすることもお勧めです。
ボールペンで記事にマークをしていき、マークしたキーワードを三つから五つ選び、それを結びつけながら一分間でプレゼンをする練習をするのです。
人によっては、難しいところから言葉を尽くして説明しようと考えがちな人もいますが、それは避けるべきです。
理解しづらいところは後回しにして、徐々に難易度を上げていくことがうまい説明のコツです。
「お変わりありませんか」、「最近、調子はどうですか」、「相変わらず頑張ってますか」…などなど、こういった問いかけのたびに、常にいい話を必ずしようと意識していると、うまい例示をパッと提示する能力は鍛えられていきます。
子どもや職場の後輩にも、わかるような説明を練習することは、その能力を鍛えることに大いに役立つものです。
説明を向上させるためには、人の説明を第三者として客観的に聞くことがとても勉強になります。
誰かの説明を、この説明のいいところはどこなのか、よくないところはどこなのかを意識しながら聞くのです。
上手な説明の応用型に、「通説but」の形があります。
「いままでいわれていたことは○○ですが(通説)、しかし(but)実は、△△なのです」という説明の仕方です。
情報に自分のエピソード、自分の体験というものを一つまじえて話すと、俄然、説得力のある説明になってきます。
説明には、「一緒にやっている感」が、大事だと思うのです。
一緒に同じ方向を向いて、手を動かしたり、ともに参加しているといった形式にすることで、聞き手も説明に必然的に引き込まれることになるのです。
結局のところ、説明を受け入れるかどうかというのは、その説明者を信用するかどうかということなのです。
信用できるかどうかの基準となるのは、多くの場合「誠実さ」です。
つまり、最終的には説明者の「誠実さ」といった、人としての基本的な部分と説明力は依っている場合が多いのです。
■大事な実践ポイント
・「一分間」「十五秒間」でどれくらい話せるのか測ってみる
・新聞記事を使って要約する練習する
・情報に自分のエピソード・体験を1つ交えて話す
「説明は信頼を生む!」
一目置かれる知的な説明力を伸ばす方法から、
日常生活で「説明力」をアップさせる方法まで、
具体的でわかりやすくまとめられており、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ
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