イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

日々の読書からの書評、そして、男女の恋愛観をメインに、まとめているブログになります(*^^*)♪

センスがなくても突き抜けたアウトプットを出せる!佐々木康裕 さん著書の「感性思考」

佐々木康裕 さん著書の「感性思考」を読みました(*^-^*)📚

ビジネスデザイナーの著者さんが、『感性思考』と題して、米国デザイン系大学院の1年間のプログラムのエッセンスを紹介しながら、
感性ベースの思考法を指南してくださる一冊です。
計画実行ではなく実験修正をベースに★

仕事を進めるとき。
計画どおりに進んだことはありますか?

本書は、時代の要求は、MBA経営学博士)からMFA(美術学博士)へと変化していると提起し、
論理思考では決して成し得ない「感性ベースの思考法」が書かれています。

VUCAと呼ばれるほど、変化の激しい時代。
モノゴトを当初の計画どおりに進めることは難しくなる一方です。

このとき、計画どおりに推し進めようとすると問題はこじれます。
変化に合わせて、実験的なアプローチをしながら修正をすることが求められます。

つまり、「計画→実行」ではなく「実験→修正」へと、マインドセットを入れ替える必要があるのです。
この「実験→修正」のマインドセットこそ、本書で紐解かれている『感性思考』です。

『感性思考』の基本マインドから15のフレームワークまでを徹底解説します。
センスに関係なく、強烈なアウトプットを生み出す思考が身につきます。

ベースとなるのは、米国デザイン系大学院の1年間のプログラム。
いま世界中のビジネスエリートが殺到している講義のエッセンスが凝縮されています。

デザインや感性と聞くと、「生まれもったセンスの話でしょ?」となりがちな人も取り組みやすくまとめています。
実践にこだわった方法論は、センスに関係なく学ぶことができます。

変化が目まぐるしく、正解が刻々と変わる時代。
従来の論理思考から感性思考へと、マインドセットを入れ替えましょう!

【本書の主な抜粋】
そもそもの前提を疑ってみることが必要になります。

天才と呼ばれる彼らの頭の中で起こっていることは、本当に言語化することはできないのか。
実はそこには法則性があるのではないか。

そこに隠れているのが実は、「組み換えという意味でのデザイン」なのです。
つまり、既存のものを組み替えたり、新しい組み合わせをつくったりすることによりブレークスルーを生むことです。

私はビジネスとデザインを5:5ぐらいでミックスさせるのが最適だと思います。

重要なのは、とにかく手を動かしてみること。
イラストを書いてみたり、段ボールでそれっぽいものを作ってみたり、何でもいいから形にしてみると、「このアイデアじゃうまくいかないな」「それなら、この部分を変えてみよう」と発見があり、次のアイデアにつながります。

自虐的なエピソードを語り合ってからアイデアを出してみると、今までがウソのように盛り上がる、アイデア出しの場にあるかもしれません。

私は「アイデア無価値論者」です。
つまり、アイデア自体には価値はなく、それを形にして初めて価値が生まれるのだと考えています。

「本当にそうだろうか?」と疑う感覚が大事です。
アンケートを参考にするにしても、データを鵜呑みにせず、自分の周りで起きていることを観察して仮説を導かないと、自分しか知らない情報は見つけられません。

■デザインスクール流インプット4つのステップ
ステップ1:問いを設計する
ステップ2:情報を広く深く集める
ステップ3:情報を整理する
ステップ4:ストーリー化

まだ世の中にない製品を、「これは新しい○○という製品です」と紹介しても、聞いている側は、それを受け取るための回路が頭の中にできておらず、伝えるべきメッセージが伝わらないことが多くあります。
そこで、既存のもの、既存の概念を使いながら、何がどう新しいのかを伝える工夫が不可欠です。
その際に使うのがメタファーとアナロジーです。

相手の参照フレームに合わせて、「これは、その仲間に当たるんですよ」と結び付けることが重要です。

Apple Storeにはデザインスクール的な工夫が100個も200個も埋め込まれています。
例えば、その一つが76度の魔法。

見た目によって消費者は左右されるので、製品を提示するときに、相手にどういう解釈やイメージが出来上がるのかを考慮してデザインするのが重要になります。

Airbnbは宿泊する人だけではなく、自分の部屋を提供する人の体験も大事ですし、Uberも利用者だけではなく車の運転手にも魅力的なビジネスだと思ってもらわないとサービスは発展していきません。
ユーザだけではなく、その製品やサービスを取り巻く全ての関係者のインセンティブを把握し、そのインセンティブ設計を確立すれば、全ての人から応援されて市場に投入できると思います。

ビジネスや企業の新陳代謝が早まる中、これまで以上に求められるのは、自ら事業を創出することです。
誰かがつくり出すのを待っているのではなく、自らつくり出す人こそが重要な役割を担っていく時代になっていくと思います。

自分を常にバージョンアップさせるために、私は次のことを実践しています。
①芸術や最先端の技術に触れる
②レッテルをはがす
③多様な人と会う

すでに、世界規模で優秀な人材の争奪戦は始まっています。
今はAIなどデジタル人材の奪い合いになっていますが、今後AIが発達した社会で人は何を要求され、何をするべきなのでしょうか。
私たちはその次のステージを考えなくてはなりません。

■大事な実践ポイント
・前提を疑う
・メタファーとアナロジーを学ぶ
・芸術や最先端の技術に積極的に触れる

【「売れる」の確度を上げる強烈なアウトプットを生む思考法】
「アイデア自体には価値はなく、それを形にして初めて価値が生まれる」ということを心に留めつつ、
とにかく手を動かし、行動を通して感性思考を磨いていこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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