１億円の裏に、偶然なし！根来有香利 さん著書の「モテる販売員になって銀座で1億円売っていました」
根来有香利 さん著書の「モテる販売員になって銀座で1億円売っていました」を読みました(o^^o)📚
CHANEL本店・GUCCIグループ本店の店舗業績改善を担当した著者さんが、
個人年間売上１億円を達成した経験と人間の購買心理を合わせた、モテる販売員の姿を解説してくださる一冊です。
１億円の裏に接客の真髄あり★
「なんだろう？この人からなら、買ってもいいな」
こんな接客を受けた経験をお持ちでしょうか？
本書は、名だたるトップブランドで圧倒的な実績をあげた著者さんが、いまの販売現場で悩むすべての人に向けて、リアルな実例を解説しながら、”販売の真髄”を指南する内容が書かれています。
理由はわからないけど、なんだか心地がよい接客。
理由は明らかな、不愉快極まりない接客。
おそらく、あなたはこのどちらも経験されていることでしょう。
野球の名将・野村克也さんがかつてこう言われました。
『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』
この言葉を、販売や営業の現場に当てはめると、こうなるだなと、この本は教えてくれます。
『売上に不思議の売上なし、失注に不思議の失注なし』と。
販売業界、店舗統括歴２０年、１０万人以上の接客経験。
個人年間売上１億円、月１千万円以上を継続して達成した実績。
ここから生み出される”眼力”は重みが違い、その言葉に背筋が伸びます。
販売の現場に立ち続けた著者さんの、回顧録的な色合いが濃い内容ではあります。
しかし、後に続く人にとっては、学び多い言葉が随所に散りばめられています。
明日の現場に立つ勇気がじわじわと湧いてくる。
そんな一冊です。
【本書の主な抜粋】
後ろに目をつけるためには、つねに未来に何が起こるかを予測して、考えて動くことが必要です。
答えは目の前にある１つではないので、何が起きても対応できる自分でいられるように心がけます。
一度注意されたら二度と同じ失敗を繰りかえなさい。
「わたし、頑張ったからいいでしょ！」そんなふうに、自分が満足していては絶対ダメなのです。
頑張ったなら、最後まで『お客様へ熱いコーヒーを出す』そんな気持ちで接客しましょう。
売上がとれずにお店のなかにじっとしていると、良くないことばかり考えてしまいます。
顔色だって良いはずがありません。
外に出て色々なものを見て、温度まで感じてきてください。
本当にモテる接客をする販売員は、お客様と話していて泣きます。
笑うならともかく、泣くことはないでしょう！
そう考えるスタッフは、まだまだ修行が足りません。
本気で接客していない証拠です。
モテる販売員は、お客様に対して自分をさらけ出せる勇気があって、元気な活力を与えられる人です。
自分自身が『思う』ことは、相手に伝わります。
『言葉じゃなくて、態度（思い）でしめしてよ』
どこかで聞いたことのある、このフレーズを思い出してください。
スタッフがお客様の話ばかり聞きだす接客では、時間も会話も限界が生じます。
自分の体験談がベースにあってこそ、会話は盛り上がっていくものです。
私が店舗でお客様に自然とおこなっていたこと、それは『お客様に聞く』という行為です。
これは『お客様を褒める』を越える行為にも値します。
お客様と情報を交換しあうことは、大切なコミュニケーションの１つです。
私にとっての接客は、お客様の気持ちを動かすこと。
注意→興味→連想→欲望→比較→信頼
本当にもう２度と会えないかもしれない愛しい人に、どれだけのエネルギーを注ぎますか？
お客様には、そのせつない販売員の想いがきっと伝わるはずです。
販売員は、まず主導権者を把握し、主導権者にヘルプをもらいながら同性同士の目線を保ちクロージングします。
ぜひ、楽しみながら実践してみてください。
お客様が心の内に秘めて、隠された『いつか、の欲望』を引き出す『堂々提案！』
日常生活において消費者として自分が経験することにより、真の価値や最高の癒し、お客様へのおもてなしを、接客でも伝えることができます。
■大事な実践ポイント
・受けて気分のよかった接客を書き出す
・受けて気分の悪かった接客を書き出す
・目の前の人を楽しませるには、どうしたらいいかを常に考える
【売上に不思議の売上なし、失注に不思議の失注なし】
モテる接客、モテるトーク、モテるクロージング、販売の仕事にとどまらず、
どんな時も、目の前の人に価値を提供していくこと、明日の現場に立つ勇気がじわじわと湧いてくる
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ﾉ
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