イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

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トヨタで受け継がれている思考!原マサヒコ さん著書の「トヨタで学んだ動線思考」

原マサヒコ さん著書の「トヨタで学んだ動線思考」を読みました(o^^o)📚

トヨタのメカニックの著者さんが、「人の動きを示す線=動線」を意識することで、労働生産性を高めることができると提起し、
トヨタで学んだ動線思考を実践的に解説してくださる一冊です。
物事、そして人が動き出すコツは、すべての動線を最適化することにあります★

家や職場の中を、行ったり来たり…。
思わず溜息をついてしまった経験ありませんか?

本書は、労働生産性を高めるためには、「人の動きを示す線=動線」を意識することが有効だと提起し、
トヨタで培われている動線思考について、書かれています。

「あれどこやったっけ?」と家や職場を右往左往する。
混むとわかっているのに、定時ギリギリのエレベーターホールに並ぶ。

こういったシーンは、すべてムダである!
これらをムダであると認識することが、動線思考を学ぶ土台となります。

ムダを極小化していくことで、労働生産性は自然と高まっていくのです。
なぜなら、ムダが省かれた時間の分だけ、新しい時間を確保できるからです。

モノを探す時間がゼロになれば、その分だけ”時間”が生まれる。
ムダな時間を発生させないように対策すれば、その分だけ”時間”が生まれる。

例えるなら、急行電車で5分のところ、乗り継ぎが悪く、各駅停車で15分かけて出社。
こんな日が年間100日発生すると、それだけ1000分(約16.6時間)の損失が発生するのです。

逆に、動線思考を活用すれば、約16.6時間を新たに確保できるのです。
ー16.6時間が+16.6時間に変わるインパクトは、無視できませんよね。

動線を見直すだけで、新しい時間が確保できる。
これこそが、動線思考の醍醐味なのです。

■動作経済の4原則
原則1:仕事をするときには両手を常に同じ業務に充てること
原則2:必要な基本動作の数を最小にすること
原則3:個々の動作の距離を最短にすること
原則4:動作を楽にすること

3定とは、「定置・定品・定量」のことで、「決められた置き場に決められた品を、決められた量だけ置く」ということです。
トヨタでは「仕事に必要なモノは、目をつぶってでも取れるようにしろ」と言われていました。

仕事での行動のスケジュールにムリが生じてしまうことが多い人は、1つの動作で2つや3つの効果を狙えないかと合理的に考える動線のクセをつけると良いでしょう。

人が少ない時間に行動するだけで、無駄な時間を余計に過ごさなくて済むのです。

制限をつけたテーマを与えるとアイデアは出やすくなるもの。

膨大な資料を用意するのはやめましょう。
視線の動線の邪魔になってしまいます。

自分が日々使っている書類や備品を10秒以内に見つけ出せるかどうか、試してみてほしいのです。
10秒以内に見つけ出せないものがあるなら、それは整理整頓に問題があるということです。

トヨタでは打ち合わせに臨む祭、いつもノートに下記の3つを事前に書いています。
・「ゴール」
・「次のアクション」
・「締め切り」

「どうしたら今の動きを習慣化することができるだろうか」と考え、試し、流れに組み込んで実行し、定着させる。
そこまでできて初めて「改善ができた」と言えるのだと思います。

仕事観を整理するためには、そもそも自分は何のために働いているのか、仕事で何を実現したいのか、どんな人生でありたいのかを考えるのです。

問題に対してはまず「なぜ」と頭に浮かべて根本原因を考える習慣をつけてみることが大事です。
根本原因を探ろうとすることで、余計な問題を可能な限りそぎ落とすことができるようになります。
余計なことを考えないようになれば、思考の動きも軽やかになっていくはずです。

■大事な実践ポイント
・テーマに制限をつけて考える
・習慣化できることを考え、試し、流れに組み込んで実行し、定着させる
・仕事観を整理する

動線を見直すだけで、新しい時間が確保できる」
動線思考を意識し、物事、そして人間関係を最適化していこうと思わせていただく
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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