イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

日々の読書からの書評、そして、男女の恋愛観をメインに、まとめているブログになります(*^^*)♪

正しい知識で人間関係が円満になる!清水建二 さん著書の「「顔」と「しぐさ」で相手を見抜く」

清水建二 さん著書の「「顔」と「しぐさ」で相手を見抜く」を読みました(*^-^*)📚

空気を読むを科学する研究所の著者さんが、最新科学により証明された理論に基づき、
「顔」「しぐさ」「声」「質問」の4つを使い、ほぼ完璧に相手を見抜く方法を解説してくださる一冊です。
一瞬の表情と動作に本音は漏れ出ます★

相手の本音がよく分からない。
今、こんな悩みを抱えていませんか?

本書は、相手の心を可視化する最強のコミュニケーション技法を、「顔」「しぐさ」「声」+「質問」の最新テクニックを使って、徹底解説した内容が書かれています。

紹介されている知識は、厳選されている上にコンパクトにまとめられているので、
心理学初学者でもスラスラと読むことができます。

「相手を見抜く」と聞くと、「ウソ発見」「ウソを暴く」といった後ろめたい印象をもちますが、
この本が目指すのは「適切に相手の本音を知り、人間関係を円滑にしていきましょう」ということです。

盲目的にテクニック信仰してしまった結果、相手の本音を誤解してしまっては本末転倒です。
そのため、「決して完璧ではない、完璧などない」という視点をもって、学び習得することが何より大切なことです。

「表情」「しぐさ」「身体」+「質問」。
この4つのテクニックは、相手を丸裸にして満足するためにあるわけではありません。
相手が本音を語りやすい環境を、あなたが整えるために、使うべきなのです。

【本書の主な抜粋】
微表情とは、
抑制された感情が無意識の内にフラッシュのごとく現れては消え去る微細な顔の動きのこと。

私たちには言葉を巧みにコントロールする能力があるのと同じように、表情・身体・声も巧みにコントロールし、本音を隠すことができます。
しかし、それらのチャンネルをコントロールするのには難易度の優劣があるのです。

本音が出ないように我慢しても、知らず知らずのうちにアゴの下から腰の上以外のところに身体の一部が本音を表す。

いつでも、どこでも、誰にでも万国共通な7表情
幸福・軽蔑・嫌悪・怒り・悲しみ・恐怖・驚き

目線が上下に向かう、どこか一点を注視している、目が閉じられる。
こうした集中している様子が見られたら「この内容は集中を要する話題だろうか?」と考えてみると相手の本音が見えてくる可能性が高まります。

微動作とは、
抑制された感情が無意識のうちに提示範囲外(※1)に表れる断片的な身体動作のこと。
※1 提示範囲:アゴの下から腰の上を指します

万国共通な5つのジェスチャー
「はい」「いいえ」「こっちに来て」「あっちに行って」「止まれ」。

イラストレーター(※2)とウソとの関係を調べた研究によると、ウソをついている者はイラストレーターの信用頻度が低下することがわかっています。
※2 イラストレーター:自分の話していることを自分の身体を使って視覚化すること

私たちはマニュピュレーター(※3)を多く行う人をウソつきであるとみなす傾向がありますが、マニュピュレーターはウソのサインではないことが証明されています。
マニュピュレーターは、いわば「感情のブレ」です。
※3 マニュピュレーター:自分の身体の一部を触る動きのこと

■声と感情・思考との関係
・幸福:
声は高くなり、大きくなります。話すスピードも速くなります。
・軽蔑:
声は低くなり、小さくなります。
・嫌悪:
声は低くなり、小さくなります。話すスピードは遅くなります。
・怒り:
声は高くなり、大きくなります。話すスピードは速くなります。
・悲しみ:
声は低くなり、小さくなります。話すスピードは遅くなります。
・恐怖:
声は高くなり、大きくなるか小さくなります。話すスピードは速くなります。
・驚き:
声は高くなります。話すスピードは速くなります。

簡単な質問にパラ言語(※4)がいくつも表れたら、注意し、追加的に質問をすることで、パラ言語の行間が読めてくるでしょう。
※4 パラ言語:言葉にならない言葉のこと。「え〜」「あの〜」など

■7つの質問テクニック
(1)オープン質問:詳細情報を引き出す
(2)コントロール質問:ベースラインを観察する
(3)反予測質問:回答者が事前に予測していない質問をする
(4)反復質問:相手の記憶を様々な角度から確かめる
(5)フォローアップ質問:徹底的に深堀りする
(6)要約質問:回答の精度を高める
(7)クローズド質問:会話を強力にコントロールする

反予測質問は、主に回答者のウソを検知するために生み出されたものですが、何でもない普通の話題に対しても回答者から詳細な情報を得ることができます。
回答者がこうした質問事項に対して日々どれだけ意識的に考え、どのように物事を観察しているかを垣間見ることができるのです。

(反復質問は)異なる視点から同じ内容の質問をすることで、回答者の記憶の確からしさを推定したり、回答者の忘れていた記憶を呼び起こしたり、回答者の回答精度を推定することができます。

■大事な実践ポイント
・相手が本音を語りやすい環境を整えるために、心理学を学び習得することを心がける
・相手の全体をよく観察する
・「なんでその反応を示したんだろう?」という疑問をもって接する

【相手に集中しなければ、相手を理解できない】
「決して完璧ではない、完璧などない」という視点を持ちつつ、
人との関わり合いの中から、適切に相手の本音を知り、
人間関係を円滑にしていくための学びを習得していこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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