イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

日々の読書からの書評、そして、男女の恋愛観をメインに、まとめているブログになります(*^^*)♪

お金のモノサシから自由になるヒント!森博嗣 さん著書の「お金の減らし方」

森博嗣 さん著書の「お金の減らし方」を読みました(o^^o)📚

作家の著者さんが、『お金の減らし方』と題して、多くの人は自分のためにお金を使っていないと指摘し、
お金に価値があるという勘違いを解きながら、お金の本質を考察してくださる一冊です。
自分で考えて、自らの価値観を定め、それに従って生きていく★

お金が減る。
それは、どんなときですか?

本書は、『お金を減らすことは、自分が得をするための行為』だと提起し、
多くの人が抱く”お金への勘違い”を解きながら、お金の本質が書かれています。

お金があるから、欲しいものが買えるのだ。
欲しいものがあるから、お金が稼ぐのだ。

あなたの価値観は、前者と後者、どちらでしょうか。
似て非なる2つの価値観について、とことん考え抜くための本です。

多くの現代人は、寝ても覚めても、お金に縛られて生きています。
ただの紙切れでしかないのに・・・。

そして、縛られているうちに、逃れられない”勘違い”に陥ります。
「お金には価値がある、だから、お金を増やせば幸せになれる」と。

自分自身が、”勘違い”に陥っていないか、お金に対する価値が偏っていないか、を確認するのに最適です。
著者さんの価値観に触れることで、お金について改めて深く考えるきっかけになります。

もちろん、著者さんの価値観が正しいというわけではありません。
そもそも、価値観とは人それぞれ違うものだから、正解はないです。

『自分で考えて、自らの価値観を定め、それに従って生きていく』
これしか、お金の呪縛から逃れる術はありません。

【本書の主な抜粋】
ここで大事なことは、お金というのは、ものの「価値」を仮に数字にしたものであり、それを示す指標でしかない、という点である。
お金がさきにあったわけではない。

それ以前に、世の中にあるもの、つまり、物品や、あるいは作業の結果などに、それぞれの「価値」があった、という点を忘れてはいけない。
その価値を認めなければ、交換することもなかったはずだ。

価値を評価するのは、目ではない。
頭だ。

未来のことを想像し、自分がそれによって、どれくらい楽しい思いをするだろう、と考える。
その楽しさの量が、すなわち価値となる。

お金は、とても大事なものだし、お金がないとできないことは多いけれど、僕は自分の持っているお金でできることしか考えない。
これは、壁を通り抜けることはできないから、ドアから出ていくしかない、と考えることと同じだ。
自分にできないことは、普通は考えないのではないか。

自分には欲しいものがある。
それを手に入れるためにお金が必要だ。
だから、少し我慢して働き、お金を得て、あるいは貯めて、そのうえで、目的が達成される。
これが正しい順番ではないだろうか。

お金があるから、なにか買いたい、というのは本末転倒の極みなのである。

僕が大前提としたのは、やはり、「どれくらい必要か」は問題ではなく、大事なことは「どれくらい欲しいか」なのだ、という理屈である。
必要なものの多くは、実は絶対に必要というわけではない。
なにしろ、それを買う今現在、それがなくても過ごせているからだ。

お金の増やし方として、さきほど挙げたどの方法よりも有効なのは、実は自分自身の仕事能力を高めることであり、もっとも簡単な言葉でいえば、「勉強」である。

仕事の基本は、自分が好きなものを作ることではない。
「良いものを作れば売れる」というのも嘘だと思う。
買い手が欲しいもの、社会が求めているものを、先んじて作るしかない。

お金を増やす方法の中で、一番確率的に有利なのは仕事をすることだ。
できるかぎり、若いうちにエネルギーを注ぐこと。
そうすることで、しだいに効率が高まってくる。
ほかのどんな方法よりも、確実にお金を増やすことができるはずだ。
失敗する確率が低いこと、つまり安全なことが、仕事の特徴である。

少し賢い人は、自分がしたい未来を想像し、そのために少しだけ回り道をする能力がある。
これが「我慢」と呼ばれる行為である。
一方、そこまで賢くない人は、我慢ができないので、今できる一番やりたいことを常に選択してしまう。
そうすると、お金がなくなったり、犯罪に手を染めたりして、結果的に大損をすることになってしまう可能性が高い。
これは、社会がそういうシステムになっているためだ。

やりたい人は、もうやっているはずなのである。
現在やっていない大人は、ほぼやりたくない人だということになる。

お金があれば、欲しいものが買える、というのは、平和な社会だからこそ、といえるのではないか。

目指すものは、最初は曖昧な形でしかない。

満足というのは、いわば好奇心を満たすことでもある。
知りたいことを知る。
手に取りたいものに触れる。
新しいことを試してみる。
思い描いたとおりかどうか確かめてみる。
子供はなんでも自分でやりたがる。
それが人間の本来の性質、本来の生き方なのである。

■大事な実践ポイント
・「欲しいもの」を整理する
・「欲しいもの」を得るために貪欲になる
・自分の能力を高めるための「勉強」を続ける

【お金のモノサシから自由になるヒント】
自分で考えて、自らの価値観を定め、それに従って生きていくことを通して、
自分のお金に対する価値観、そして、生き方の本質を考え抜いていこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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