イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

日々の読書からの書評、そして、男女の恋愛観をメインに、まとめているブログになります(*^^*)♪

雑談術の本を読んでもうまく実践できない…そんな方にオススメ!本間立平 さん著書の「武器になる雑談力」

本間立平 さん著書の「武器になる雑談力」を読みました(o^^o)📚

マーケティングプランナーの著者さんが、『武器になる雑談力』と題して、
「場の空気を読んで…」など曖昧な方法を排除し、マーケティング手法に根ざした戦略的な雑談術を解説してくださる一冊です。

雑談術の本を読んでもうまく実践できない…。
こんな悩みを抱えていませんか?

本書は、自分の「長所」を相手に印象づけて、関係をより強固にしていく雑談テクニックを、
マーケティング手法を活用しながら書かれています。

雑談に関する書籍は無数に存在します。
本書に興味を持ったあなたなら、すでに何冊か読んでいることでしょう。

でも、この本を読もうとしています。
その理由は「読んだけどうまく行動に移せなかったから」ではないでしょうか。

行動に移せない原因は、紹介されているテクニックの中にある曖昧さにあります。
「空気を読んで」や「相手の興味に合わせて」などと学んでも、実際の場面では「どう読めばいいの?」「どう合わせればいいの?」と身構えてしまうわけです。

結果、うまく雑談することができずに終わってしまいます。
そして、新しい方法をと、別の雑談術の本に手を出す悪循環に陥ってしまうのです。

こうした悩みを抱えている方にオススメなのが本書です。
曖昧さを極限まで廃し、”システマチック”に雑談できるよう体系的に技術がまとめられています。

・どうやって雑談ネタをストックすればいいいのか
・どうやって話しかけるタイミングを読めばいいのか
・どうやって話を盛り上げるネタを伝えればいいのか

雑談の場面で、うまく行動に移せない多くの人が悩むポイントについて、やるべき行動が学べます。
マーケティングの専門家らしい独自のネーミングに慣れる必要はありますが、内容はシンプルでわかりやすいモノになっています。

イラストや図解、会話例なども豊富に収録されており、苦手意識を持った人でも気軽に読めるようになっています。
雑談を諦めたくない人はお手を伸ばしてみてください。

【本書の主な抜粋】
気配りができる人は、「人にされて嬉しいこと」を知っています。
そしていつも相手にそれを「してあげたい」と考えています。
であるならば、それを「しやすくしてあげる」。
それがさらに進んだ「気配り」になるのです。
著者さんはこれを、「気配りジャンケン」と呼んでいます。

「教えてください」という言葉は「教え好きな人」以外にも効果を発揮します。
なぜなら、ここにも「気配りジャンケン」の法則が当てはまるからです。

大前提として「人は、自分にしか関心がない」と思っておいた方がいいのです。
人が、聞く価値があると感じるのは、「自分ゴト」だけ。
それは、
◎自分の話
◎自分に役立つ話
◎自分がおもしろいと感じる話
この3本だけです。

人には、「話しかけていい状態」と、「ダメな状態」がある。
当たり前のことですが、これに注意しなければなりません。

自分の発言を、最後まで注意深く聞いてほしいときは、
「これは●●さんのほうが、おくわしいと思いますが・・・」
などと、「前置き」するのがおすすめです。
だれもがじっくりとあなたの話に耳を傾けてくれるでしょう。

重要なのは、質問することではありません。
相手の脳内に「モヤモヤ」をつくることです。
「モヤモヤ」とは、「え?それってどういうこと?」「わからない!」「知りたい!」という気持ちのこと。

どんな話をするにしても、一度相手をモヤらせて「モヤモヤ→スッキリ」の流れをつくる。
これが「雑談2.0」の基本形です。

雑談ネタをつくるには、まず周囲の人を「観察」します。
違和感のある人を見つけたり、何らかのアクシデントが起きたら、なぜそうなったのか「推察」します。
そこで得られた憶測を「断定」形で話します。

人はだれでも「持説」を持っています。
持説を他人に話すと、そこから楽しい会話に発展することもあるので、雑談の達人は「持説」をつねにストックしています。

あなたの話を聞いた相手に、「新しいことを知る喜び」=「知的興奮」を提供しましょう。
「ネタ」は、多ければ多いほどよく、最低でも一般的な人の4倍程度は持っておきたいところです。
つまり
話す割合は、相手8:自分2
ネタの量は、相手2:自分8
これを理想的な比率とします。

相手がもともと持っている知識を<ストック>、こちらが相手に伝える情報を<ニュース>と言います。
会話は、まず相手の脳に、こちらが話しかけた言葉=<ニュース>がインプットされるところから始まります。
すると、<ストック>と<ニュース>が、情報交換を始めます。
ここで「発火」が起きた場合、この情報交換が大量に行われ、「脳内会話」が発生します。
これが、「おもしろい!」と思っているときの脳の状態です。

■雑談のネタマトリクス
(1)なるほど!ネタ(思っていた×知識あった):相手の知識をパワーアップ
(2)ギャップ!ネタ(思っていなかった×知識あった):常識をくつがえす
(3)すっきり!ネタ(思っていた×知識なかった):曖昧な知識を整理する
(4)へぇ〜!ネタ(思っていなかった×知識なかった):まったく新しい世界を見せる

雑談の基本は「おもしろい!」のシェアです。
思わず他人に話したくなることがあったら、「ネタマトリクス」を見てください。
4つの領域のどこかの要素を含んでいるはずです。

雑談がうまくなりたければ、まずは、「キャラ決め」をすることです。
それぞれのコミュニティで、自分がどういうキャラを担っているのかを客観的に把握し、それをどう育てたいか決めるのです。

インプットとアウトプットを繰り返しながら、「周囲も自分もおもしろい!」という好循環をつくります。
◎行動:周囲に惑わされることなく、自分が「おもしろい!」と思ったことを追求する。
◎雑談:それを、「雑談ネタ」にして、「いまだ!」というタイミングで周囲に発信。
◎自信:会話が弾む。人とつながる。それが嬉しくて、また「おもしろい!」を探し始める。

■大事な実践ポイント
・「おもしろい!」「気づき」を記録する
・記録したネタを「ネタマトリクス」で分析する
・行動→雑談→自信のサイクルを繰り返す

【「おもしろい!」を科学的に生み出す雑談術】
行動に移せない原因、テクニックの中にある曖昧さを極限まで排除した体系的な雑談術を体得しつつ、
「周囲も自分もおもしろい!」という好循環をつくっていこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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