イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

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一流とは何か?トップ1%の極意★中谷彰宏 さん著書の「一流の準備力: 見えないところで差がつく63の工夫」

中谷彰宏 さん著書の「一流の準備力: 見えないところで差がつく63の工夫」を読みました(o^^o)

作家・講演家の著者さんが「一流の準備力」と題し、
トップ1%に昇りつめる「一流の人」が、実はこっそりやっていることを指南してくださる一冊です。

一流とは何か?
一流と二流、この差はどこから生まれると思いますか?

本書は、誰よりも一流を知り尽くした著者さんによる、
「一流の人」が、実はこっそりやっている見えないところで差がつく63の工夫が書かれています。

一流と二流を分けるもの、それは、「準備力」の差で決まると
著者さんは定義します。

本書は、この準備力について
世の中の一流の著名な方々、そして、著者さんの具体的エピソードも踏まえつつ、
一流の方が準備の段階で心がけている極意を学ぶことができます。

一流と言われる有名人の方々の知らなかったエピソードも知ることができ、
自分の視野が広がるのはもちろん、
何よりも「自分もやってみよう!」と思える内容がわかりやすく書かれています。

本中の「見えないところで差がつく63の工夫」をすべて実践すれば、
本当に一流と言われる人になれそうな感覚を覚えました。

一つ一つ実践しながら、一流の階段を登り、
信頼される人を目指していきたいものです。

【本書の主な抜粋】
一流は、空気をつくる。
神社やお寺にお詣りに行った時も、鳥居をくぐって参道に入った瞬間に空気が変わります。
この空気の違いを感じることが、お詣りでは一番大切です。
二流は、お賽銭のところから勝負します。

大切なのは、自分がここに来たことを相手に伝えることではありません。
今、大きな力に満たされた場所に自分が入って来たことを感じ取ることです。
それが一流のお詣りの仕方なのです。

一流は、誰の草履でも、温める。

木下藤吉郎が信長の草履を温めていたというエピソードは、解釈を間違えている人が多い。
「誰の草履を温めるか」と聞くと、「上司ですかね」「お客様です」という答えでは、
一流にはなれません。

一流は、誰の草履でも温めます。
木下藤吉郎は信長の草履だけを温めていたわけではありません。
すべての草履を温めていたのです。

木下藤吉郎は、誰よりも多くのハズレをしていたのです。
運がいいのではありません。
全部を温めているのです。

誰の草履でも温められるのが一流であって、
「この人の草履を温めておけばメリットがある」という温め方は、
気配りではありません。

キッカケではなく、蓄積を学ぼう。
二流は、何か一個するだけですべてがうまくいくことを聞こうとします。
そんなものはありません。
あるのは蓄積だけです。
転機は、キッカケではなく、蓄積で生まれるのです。

一流は、お客様が少ない時ほど頑張る。
二流は、自分の頑張り度がお客様の数と比例してしまう。

お客様の数で頑張り度を変える必要はないのです。
一人でもお客様がいるのなら、そのお客様に一生懸命サービスをすればいいのです。

一流は、セカンドチャンスにトライする。
一流も二流も、1回でうまくいくとは限りません。
差がつくのはセカンドチャンスです。

セカンドチャンスは手に入らないわけではありません。
セカンドチャンスを自分に与えていないだけなのです。
セカンドチャンスを与えるのは自分自身です。

愛情には「寄り添う愛情」と「突き放す愛情」の2通りがある。
二流は、答えを求めます。
一流は、問いを求めます。

誰かに教えてもらった答えは、生きるか死ぬかのココ一番の時には武器になりません。
自ら気づいたことだけが武器になるのです。
一番の財産は、自分が持っている問いかけです。
「突き放す愛情」に気づき、自ら問いを立てていくのが一流なのです。

「才能のある人は、好きなことができる」と考えるのは二流です。
実際は、逆です。

好きなことではなく、世の中の役に立つことを何かしようと考えるのが一流の考え方です。
一流は、自分は世の中の人たちみんなに迷惑をかけて、お世話になってきているという意識を持つことができます。

一流は、ピッチャーへの気配りとして、
内野ゴロを簡単そうに捕る。

プロ野球宮本慎也選手は、ギリギリの内野ゴロを打たれた時、あたかも真正面のように捕ります。
二流の選手は、自分のファインプレーのように捕ります。
これでピッチャーの心理が全く変わります。

野手が体の真正面でボールを捕っていると、「打ち取った。自分は調子がいい」と、
ピッチャーがのってきます。
逆に、ファインプレーで捕ると、ピッチャーは「いかん。打ち込まれている。でもなんとか助けられた」と考えます。
そうすると、次のバッターに打たれます。

ピッチャーを安心させてチームを勝利に導くためには、
自分のファインプレーを消してでも、あたかも正面で捕ったようにすることを考える必要があります。

自分を目立たせるか、周りのメンバーを盛り立てることができるかで、
二流と一流に分かれるのです。

最大限の努力をして、失敗しよう。
一流が成功して、二流が失敗するということではありません。
一流も失敗します。
ただし、失敗の仕方が一流と二流とでは違います。
だからこそ、学びがあるのです。

よく「失敗から学ぼう」と言いますが、最大限の努力をしない失敗からは学べません。

■大事な実践ポイント
・セカンドチャンスにトライする
・好きなことではなく、世の中の役に立つことをする
・失敗をするなら、最大限の努力をして、失敗する

【一流と二流を分けるもの、それは、「準備力」の差で決まる】
才能や運ではなく、一流の方々が心がけているのは、何よりも準備。

本書の見えないところで差がつく準備を実践しつつ、
周りからも認められ、信頼される人を目指していこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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