イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

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情報発信者として一皮剥ける!上野千鶴子 さん著書の「情報生産者になる」

上野千鶴子 さん著書の「情報生産者になる」を読みました(o^^o)📚

東京大学名誉教授の著者さんが、みずからオリジナルの問いを立て、みずからその問いに答えていく、
情報生産者になることを提唱する一冊です。
価値のある情報を生産し、発信者になるためのノウハウが満載です★

価値のある情報。
ふだん、どれだけ触れているとおもいますか?

本書は、だれもが、答えのない問いに立ち向かい、価値のある情報を生産するために必要なノウハウが書かれています。

ふだん何気なく触れている”情報”。
その裏側というか、そもそも情報とはなんなのかに迫っていく内容です。

情報の消費者になるのか、情報の生産者になるのか。
それぞれの姿を見せつつ、後者の生産になることを強く提唱していきます。

情報発信者として学ぶべき教養が書かれています。
発信することがあたり前の現代、真剣に発信する人ほど押さえておくべき内容だと感じます。

読み終わるとき、情報発信者として一皮剥け、
そして、価値のある情報生産者の一歩を踏み出すことができるそうです(*^^*)

情報を生産するには問いを立てることが、いちばん肝心です。

■問いを立てる際の2つの条件
(1)答えの出る問いを立てること
(2)手に負える問いを立てること

オリジナルであるためには、すでにそこに何があるかを、知らなければなりません。
すでにそこに何があるかという膨大な情報の蓄積を知っていることを、「博識」とか「教養がある」といいます。
が、教養があるだけではオリジナリティは生まれません。
反対にオリジナルであるためには教養が必要です。
教養とオリジナリティは相反するものではなく、ほんらい補完しあうものです。

「批判的」とは、そこにあるものではなく、そこにないものを見抜く力を言います。

情報とは語ではなく言説。
意味のあるセンテンスであればOKです。

要約には必ず書き手のバイアスやノイズが入ります。
一次情報の生産過程において、ノイズをなくすことはできません。
ノイズは入るもの、とハラをくくります。

インタビューは議論や反論の場ではありません。
たとえ相手のいうことに同意できなくても、相槌を打ちましょう。
相槌は同意ではありません。
そして「どうしてそうお考えなのですか?」と相手をよりよく理解するように心かけることが大事です。

そこに何があるかだけでなく、何がないかにも配慮します。

必要な本はかならずアンダーラインを引きながら読みます。
本は汚すもの。
ですから書物は購入して自分の所有物にしたほうがよいそうです。

情報生産者とはまだ見ぬコンテンツを世に送る者たち。
そしてそれを公共財にしたいと願う者たちです。
そのために自分自身が「今・ここにないもの」を夢みる能力を持っていなければなりません。

■大事な実践ポイント
・情報生産の過程で、ノイズは入るものとハラをくくる
・読む場合も書く場合も、目次を大切にする
・「今、ここにないもの」を常に意識する

【価値のある情報を生産し、アウトプットする】
情報発信者になるためのノウハウはもちろん、
物事の捉え方/解釈の仕方についても、沢山の学び気づきのある
素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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