カーリング女子「そだねー」ができるまでとこれから!本橋麻里 さん著書の「0から1をつくる」
本橋麻里 さん著書の「0から1をつくる」を読みました(o^-^o)📚
カーリング女子五輪メダリストの著者さんが、メダルを獲得するまでの半生をふり返りながら、「0から1をつくる」組織マネジメント術、リーダー論、人生訓に迫る一冊です。
「地元で見つけた、世界での勝ち方」。状況や環境を、言い訳をするのではなく、やる理由に変えていくことが大事★
「今、人生を楽しんでいますか?」
こう聞かれて、あなたはなんと答えますか。
本書は、社会現象になったメダル獲得までの道のりをふり返りながら、1つ1つ築きあげてきた人生訓・リーダー論・組織マネジメント術・・・、そして、カーリング論に迫った内容が書かれています。
「進化」と「退化」。
どんなに心が折れそうなときも、歯を食いしばって「進化」することを選んできたアスリートの言葉は、意外なほど熱気を帯びています。
『カーリングが人生なのではなく、人生の中にカーリングがある』
この言葉が著者さんの中に出来あがるまでのストーリーは、読み物としても楽しいですし、含蓄に富んだ言葉にしばし考えこまされます。
また、実用新書の側面からも、よく構成されています。
特に、リーダー論、人材育成について、多くの気づきが得られます。
ラクじゃないけど、絶対に失うわけにはいかない。
それが、「楽しい」なのです。
様子見や、動かないことは退化です。
カーリングは相手への敬意を大切にするスポーツです。
と同時に世界でも珍しい、審判がいない競技なので、ジャッジは基本的にはプレーゾーンにいる8選手が行い、何かあれば話し合いが解決します。
人の感想や思い出に引っ張られすぎると、何よりも大切な自分の感覚が後回しになってしまう。
「アイスの外の振る舞いこそが良い結果につながる」
周囲を気にせず、自分をしっかり持つ。
ブレないために自分は何がしたいのか。
それだけは誰かに何かを言われる前に決めないといけない。
それが、トリノ五輪が終わってからの大きな学びだったそうです(*^-^*)
自分の意思で明確な目標を決めると、不思議なもので、周囲も動き出します。
同じ「楽」という字でも、「タノしい」と「ラクする」は、まったく違うことなんです。
強いグループを形成するためには、崩してまた組み立てること。
遠回りでも一度、ぶつかること。
それを繰り返すほかない。
チームで一つの軸は持っているんだけれど、個は個なんだ、というスタンスが、長く続けられる可能性を秘めています。
「楽しむ」という言葉は実に曖昧で、「前向きな気持ちで競技に取り組む」でも「レクリエーションとして遊ぶ」でも、どちらでも成立してしまう。
受け取る人によって誤解されてしまうかもしれません。
なんとなくチームにいるのではなく、それぞれに明確な役割を持ってもらうことで責任感も芽生えるし、あなたはいてもらわないと困るというグループとしての明確な意思表示が功を奏します。
今の子たちは思っている以上に賢くて冷静で、怒られることをしっかり分析できている気がします。
誰かに厳しいことを言われても、じっと静かに聴きながら、「この人は愛情を持って言ってくれているのか」、それとも「ただ保身や自分の利益のためだけに大きな声を出しているのか」どうかを判断しています。
五輪だけに向かって燃え尽きてほしくないし、スポーツに、五輪に振り回されすぎるようなことがあってはならない。
競技や五輪はそのアスリートの人生を、応援してくれる周囲の人々の感情を、それぞれ豊かにするツールであるべきだと私は強く思います。
『カーリングが人生なのではなく、人生の中にカーリングがある』
というメッセージが印象的です(o^^o)
■大事な実践ポイント
・「自分が何をしたいのか」をハッキリさせておく
・どんな相手にも敬意を持って接する
・振り回されていないか、1日の最後に振り返る
「ラクではない、楽しいを大事にする」
自分のブレない軸を持つこと、年齢・経歴に関係なく、相手に対して尊敬の念を持って接していくことをはじめ、
自分の人生を楽しめる豊かさを詰めていこうを思わせていただく
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ
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