イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

日々の読書からの書評、そして、男女の恋愛観をメインに、まとめているブログになります(*^^*)♪

「あなたが必要だ」と言われ続けたい人へ!井上大輔 さん著書の「マーケターのように生きろ」

井上大輔 さん著書の「マーケターのように生きろ」を読みました(o^^o)📚

マーケター、ソフトバンクのメディア統括部長として活躍されている著者さんが、
「マーケターのように生きろ」と題して、
仕事でもプライベートでも求められ続ける人になる思考と行動を指南してくださる一冊です。

ユニリーバアウディ、ヤフー、ソフトバンクで走り続ける著者さんをどん底から救った、
生きる知恵としてのマーケティング<人生を激変させる思考法>
とっても気になります★

「個」の時代といえど、自分は、際立った「個」の部分には自信がない、
自分には「才能を表現できる自分」なんて持ち合わせていない・・・。
そんな心の声や想いは、ありませんか。

本書は、「自分を表現するのではなく、人の期待に応えることを追求する」
そんな生き方を「マーケターのように生きる」と呼び、
「何者でもない自分」が最強の武器になる生き方として、マーケティングの思考と行動を活用する内容が書かれています。

「求められること」こそ幸せの本質。
この言葉が一番心に刺さりました。

「マーケターのように生きる」の出発点は、あくまで自分ではなく相手。
自分こそが応えられる「誰かの期待」を見つけ、自分なりのやり方でそれに応えていく。
これを「自分らしさ」と呼ばずして何と言いましょう。

マーケティング」と聞くと、何だか難しいイメージを持ってしまいそうですが、
経験豊富や著者さんが、とても優しい口調で、わかりやすく体系的に書いてくださっており、
どんな人が読んでもスッと頭に入ってきやすい印象を持ちました。

本書は、特に、自分の夢や使命なんてよくわからない人、
一度は挑戦してむなしくも挫折してそれを見失った経験のある人にオススメです。

なぜなら、他ならぬ著者さん自身が、かつてそういう状態から
「マーケターのように生きる」という視点に救われた経験を持っているからです。

「やりたいこと」なんてなくても輝ける。
そんな「マーケターのように生きる」という視点、
取り入れてみてみませんか。

【本書の主な抜粋】
「マーケターのように生きる」とは、自分にしか埋められない「世界の欠けたピース」を見つけていくこと。
それが「誰かの役に立つこと」に他なりません。

マーケティングの本質は「価値をつくって、伝えて、交換する」こと。
どんな仕事をしていても、その中に「マーケティング」と呼べる「活動」や「プロセス」があるかもしれない。

マーケティングの4ステップ
1:市場を定義する
2:価値を定義する
3:価値をつくりだす
4:価値を伝える

マーケターのような生き方とは、「多くの人を惹きつける才能」を持たない人が
輝くための思想であり、信念である。

歌手の西野カナさんは、インタビューでこう言っていました。
「良し悪しの基準」は自分ではなく「相手」にある。
自分のこだわりに固執するより、多くの人に届く"いい歌"になる方がいい。

この台詞から"いい歌"の定義は自分の外にあるという考え方がうかがえる。
西野さんの思想はまさにマーケティングそのもの。
マーケティングとは思想であり、信念である。

プロモーションは、価値を届けるための「義務」である。
商品をつくり、あとは座していたというヒット商品は、実際にはほとんど存在しない。

「知覚価値」と「情緒的な価値」
相手が感じられないのは、ないのと同じ。

使う人にとって「意味があるか」を問う価値を、
マーケティングでは「情緒的な価値」という。

「価値の定義」を誤ると、そのあとの取り組みでは取り返せない。
「価値の定義」プロセスこそ、まさにマーケティングの心臓部。

■価値の4象限
・実利価値(いま、役に立つこと)
・保証価値(何かあったときに役立つこと)
・評判価値(「アクセサリー」のように意味があること)
・共感価値(「おまもり」のように意味があること)

「相手のことはわからない」からこその知恵。
私たちには、人の心を知るための「マーケティングという人類の英知」がある。
人は、人の心をどれだけ理解しているのだろうか。

SNSは「自分の価値をつくる」最高の練習場。
SNSで情報発信をするときは、自分自身を「自分のコンテンツの商品開発者」と位置づける。

■価値を伝える3ステップ
1. 覚えてもらう
2. 好きになってもらう
3. 選んでもらう

「相手の役に立つこと」を最終目的に据える。
自分の存在をアピールするだけの「アピール野郎」になっても仕方ない。
「悪名は無名に勝る」かもしれないが、「悪名は美名に劣る」のは当然のこと。

相手からスタートし、常に相手に寄り添い、相手の役に立つことをゴールにする。

「誰もがみんな特別」である。
「誰かの役に立てる自分だけの領域」は必ずある。

それが、何にせよ、誰もが自分だけのやり方で、世界の欠けたピースを埋めることができる。
それを確実に、理想論でも綺麗ごとでもなく実現する手段の答えが、
「マーケターのように生きる」ということ。

■大事な実践ポイント
・価値を定義する。「良し悪しの基準」は自分ではなく「相手」にあることを意識する。
・「知覚価値」と「情緒的な価値」をセットにして価値を伝える
・「マーケターのように生きる」

【生きる知恵としてのマーケティング<人生を激変させる思考法>】
自分こそが応えられる「誰かの期待」を見つけ、自分なりのやり方でそれに応えていく、これが「自分らしさ」である、
そして、「求められること」こそ幸せの本質ということを意識しつつ、
「マーケターのように生きる」という視点を取り入れ、
仕事でもプライベートでも求められ続ける人になっていこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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