お金を得た先に何をしたいのか！吉武大輔 さん著書の「やさしすぎるあなたがお金持ちになる生き方」
吉武大輔 さん著書の「やさしすぎるあなたがお金持ちになる生き方」を読みました(o^^o)📚
やさしいお金持ちをつくる専門家の著者さんが、やさしすぎるあなたがお金持ちになる生き方を伝える一冊です。
今の自分が抱える感情の問題を解決すると、お金の巡りが良くなるそうです！
「お金の問題の前に、感情の問題と向き合う」ことが、本書の大事なテーマです★
あなたのお金に対する感情。
それは、どこから湧いてきていますか？
本書は、『お金の問題は、感情の結果である』と提起し、感情にフォーカスしながら、
お金に対する考え方や関わり方を、人生のステージごとに解説してくださる一冊です。
この本では、
「時間」も「お金」も持たない「挑戦者」から、
「時間」も「お金」も持つ「老師」まで、
人生を４つのステージに分けて、道のりを紹介しています。
お金を手にしただけでは、人は幸せになれない。
その先に、社会への関わりや次世代への教育などの貢献が必要である。
そんな「老師」を最終ステージに据えて書かれているのが、とても印象的です。
お金の不安や問題は、すべての人が抱えています。
しかし、それらの不安や問題は、お金があれば、単純に解決するのでしょうか？
お金があれば、可能性や選択肢が広がり、大抵のことは実現できると思います。
しかしながら、お金の量と心の豊かさが比例するといった方程式は、必ず成り立つということはありません。
「自分の心の豊かさを満たすために、お金とどう向き合っていくのか」
ありそうでなかった、新鮮な切り口の一冊です。
「お金があれば何がやりたいか？その理由は？」
「それをやることで、どんな自分になれるか？」
この問いに答えずにお金を追うことは、ゴールを決めず、目隠ししたままマラソンに挑むようなものだそうです。
まずは「目的地」と「現在地」を確認することが大事です。
「達成したい目標」と「自分が感じている本音」を整理します。
人生で迷うのは「目的地」だけでなく「現在地」すなわち「自分の本音」を無視しているから起きてしまうそうです。
着目したいのは、物の価値は「絶対的なもの」でなく「相対的なもの」だということです。
だから、人によってとらえ方が違います。
自分の理想とする本当の豊かさは、自分自身で決めるしかありません。
お金の自由、時間の自由を得た先には、これまで追い求めてきた「自己実現」でなく「周囲との関係性を通じて、
貢献することが喜びだ」という世界観が存在します(*^-^*)
■「現在地」を考える際の、4つのキャラクター
1. お金も感情も不安定な「挑戦者」
2. お金を通して感情や関係性の大切さに気づく「勇者」
3. 関係性を通じてお金を生み出す「賢者」
4. 「勇者」の道と「賢者」の道の最終地点「老師」
「挑戦者」→「勇者」→「賢者」→「老師」の順でステージを上げていく中で、
自分とお金に関する感情と向き合う必要があります。
人は、最終的には、人との関係性を中心に生きていく存在です。
大きな力や巨額の富を手にしても、真の理解者がいなければ、人生は孤独で寂しいものです。
お金は意思表示を表します。
お金を使うことは、自分が買った商品やサービスを提供する企業を応援することに繋がります。
自分の欲求を満たす以上に、自分が作りたい社会や未来を作る意志表示の意味を持ちます。
お金の問題を引き起こす原因は、お金に対する思い込みがあるからだそうです。
お金をはじめとする、現実の出来事や結果に、善悪や正解不正解は存在しませんし、
人は「お金そのものが欲しい」のではなく、「お金を通して実現できること、心を豊かにできる状態」を求めています。
■大事な実践ポイント
・お金で何をしたいのかを書き出す
・自分にとっての豊かさを書き出す
・そのお金で、何を表現したいのかを考える
「お金に、もっと心を込める！」「お金を得た先に何をしたいのか」「自分にとっての心の豊かさとは何か」について
自分の感情と向き合いつつ、考えていこうと思わせていただく
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ﾉ
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