1%の努力で、幸福度の高い人生を!ひろゆき さん著書の「1%の努力」
ひろゆき さん著書の「1%の努力」を読みました(o^^o)📚
2ちゃんねる、そして、ラクを極めた管理人の著者さんが、『1%の努力』と題して、
ムダな努力を積み重ねないために身につけておくべき思考法を、7つのエピソードで指南してくださる一冊です。
努力へのアンチテーゼとしての努力の話。とても気になる内容です★
努力は決して裏切らない。
この考えに、あなたは賛同しますか?
本書は、出発点を間違えるとムダな努力を積み重ねることになると指摘し、
出発点を定めるために大切にすべき思考法が書かれています。
「手段」を「目的」にしないこと。
ビジネス書や自己啓発書で、よく目にする教えです。
「努力」についても、同じことが言えると理解しているか。
こう問いかけられる本です。
つまり、結果を得るために努力しているはずが、いつの間にか、努力するために努力している状態になっていないか。
極端な言い方をしてしまうと、努力する自分を美化していないか、ということです。
とくに、日本は努力を美化する傾向が強い国です。
結果が出るまで努力する、結果が出ないのは努力が足らないからだと、努力、努力と自分を追い込んでいきます。
もちろん、努力そのものは大事であり、著者さんも否定をしているわけではありません。
努力するところを間違えていませんか、と投げかけているのです。
では、努力の目的はなんなのか。
それはラクをすることだと、著者さんは定めています。
1時間かかる仕事を15分でできないか(ラクできないか)と工夫する努力が、仕事術につながる。
半日かかる読書を1時間でできないか(ラクできないか)と工夫する努力が、速読術につながる。
このような努力は、”出発点が定まった努力”といえます。
「ラクをする」という目的を達成しているからです。
要するに、努力をするなら、最小の努力で最大の成果を得られるところでしなさい。
そのための自分の武器はなにか、どの土俵で戦うべきかなどを徹底的に考え抜くことこそが、『1%の努力』だと説きます。
本書では、『1%の努力』のために大切にすべき思考法を提示します。
自問自答して考えるときに、効果を発揮する『問い』が厳選して収録されています。
努力は、強力な力を秘めています。
ゆえに、出発点を間違えると悲惨な結果を招くことになります。
だからこそ、努力という強力な力をどこに向けるかが何よりも重要です。
言い換えれば、力の向け先さえ間違えなければ、『1%の努力』でも大きな成果、すなわち、幸福度の高い人生が手に入るのです。
【本書の主な抜粋】
努力をすることで結果が変化するのも事実だが、人生のスタート地点の違いで圧倒的な差があるときに、努力して埋めようとするのは相当難しい。
それらを分けた上で、「それでも変えられる部分」を考えなくてはいけない。
人を羨んでしまいそうなときに、この言葉を思い出して立ち戻ってほしい。
「エッグスタンドなんて、いらなくない?」
すると、人生におけるさまざまなことを内省することができ、ぐっとラクになることだろう。
「この人とは『前提』が違うんじゃないか?」
考え方が異なる人が現れたら、この言葉を思い出して自分の頭で考えてほしい。
そうすることで、偏見がインプットに変わる。
「お金がない。じゃあどうしよう?」
この思考が、脳をフル回転させる。
「自分にとって何がストレスだろう?」
自分にとってのストレスを知っておくと、避けることができる。
物理的に避けることもできるが、心理的に避けられるほうがメリットは大きい。
「なくなったら困る体験は何か?」
これが、仕事をする上で考えるべきことだった。
「包丁は何も悪くない」
これが、問題の本質を見誤らないための思考法だ。
「場所があれば、人は動きはじめる」
そんな心理があることを覚えておくといいかもしれない。
「いつだって、発信者は強い」
というのは、覚えておくといいかもしれない。
人の意見ばかり聞いて、誰でもできることに手を挙げてはいけない。
そこでアピールする人は、99%の努力で解決するタイプの人だ。
自分にとって頑張らなくても結果が出る場所に行ったほうが、絶対にうまくいく。
逆説的な話だが、それが真理だ。
「競争のいらないところに張る」
「いま、実績を持っているか?」
それを自分に問うてみよう。
僕だって、最初は提案して断られて、提案して断られて、ということを何度も繰り返した。
その部分に嘘はつかない。
「調べる労力を惜しんでいないか?」
知らないだけで損をするのが、もったいないことだ。
「笑い話をいくつ持っているだろうか?」
これが最後の思考法だ。
「こんなヒドい目に遭ったんだよ」
そう言って話せる人が、あなたの周りにいること。
それを心から願っている。
■大事な実践ポイント
・「努力をしないで成果が出せる環境はどこなのか」を考え続ける
・「いつだって、発信者は強い」ということを覚えておく
・「包丁は何も悪くない」という思考を大切にする
【ラクをするために努力はある!】
努力の目的・方向性について、自分自身に問いかけつつ、
幸福度の高い人生を歩むための努力をしていこうと思わせていただく、
学び気づきの多い素敵な本でした(#^.^#)ノ
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