イザちゃんの気まぐれ日記 - 仕事も恋愛も頑張る人を応援したい♪

日々の読書からの書評、そして、男女の恋愛観をメインに、まとめているブログになります(*^^*)♪

旧5000円札の顔!新渡戸稲造 さん著書の「修養 自分を磨く小さな習慣」

5000円札の顔 新渡戸稲造 さん著書の「修養 自分を磨く小さな習慣」を読みました(*^-^*)📚

5000円札、そして、『武士道』で有名な新渡戸稲造さんが、身と心の健全な発達を目的とした「修養」に繋がる、自分を磨く小さな習慣を解説してくださる一冊です。
一度限りの人生で無駄な日を過ごさないために読みたいです★

今日という一日。
無駄にしてしまった時間はどれくらいありますか?

本書は、最高の人生を生きた人は、どう考え、何を実行しているのかを学び続けた著者さんが、
そのエッセンスを「修養」という言葉で、この一冊にまとめ上げています。

無駄な時間とは、なんでしょうか。
おそらくそれは、何に使ったのか振り返ることのできない時間だと思います。

では、何に使ったのか振り返れない時間とは、なんでしょうか。
それは、「心が動いていない時間」だそうです。

心が動けば、なにかしらの感情が残ります。
それが、充実感などのプラスの感情の積み重ねであれば、人生の充実度に直結します。
したがって、心が動いていない時間をいかに減らすかが重要なのです。
そのために役立つ小さな習慣が、本書に書かれています。

誰もが「人生を後悔したくない!」と思っています。
これを実現するためには、先達が導き出したさまざまな方法に学ぶしかありません。

その役割を果たすのに、ここまで適した本も珍しいと思います(^○^)

■本書の気づきの抜粋
修養の「修」とは「身を修める」という意味だ。
「養」とは「心を養う」という意味だ。
つまり「修養」とは「修身養心」だ。
身と心の健全な発達を図ることが目的だ。

誹謗中傷を受けても、自分が正しいと信じる道を貫き楽しむことだ。
逆境に陥っても、その中に幸福を感じ、感謝の念をもって世を渡ることだ。
それが修養の目的だ。

何かやろうとするときに大事なことは、最初に志を立てることだ。
すなわち「発心」だ。
「何々をしよう」とか「こんな人になろう」とかいうのは、みな発心だ。

正を守ることは、勇気修養の最大条件だ。
正義に基礎を置かない勇気は、思慮分別がない血気にはやるだけの勇気だ。
義を守ることこそが、勇気修養の第一歩なのだ。

何かをする時、またはある出来事に出会った時「これが極度にまで達したら、どうなるだろうか」「最後には、どこに達するだろうか」と、最悪の事態を考えることだ。

書物だけでなく、耳の学問もするべきだ。
実社会に出て、人の話にも耳を傾けるのだ。
そうすれば、書物を読んだ時に、より内容が面白く思われるはずだ。

逆境は、すべての人にある。
得意の絶頂にあるように見える人にも、高い地位にいる人にも、必ず自分の思いどおりにならないことがあ るものだ。

苦しみは、いつまでも続かない。
だから逆境にある人は、常に「もう少しだ、もう少しだ」と思って進めばいい。
いつの日か、前途に光明を望む日が来るはずだ。

世を渡ることは、自分以外の多数の人と共同で生存するという意味だ。
そこにはいろいろな考え方がある。
たとえば、あくせく勤勉貯蓄主義の人がいる一方で、宵越しの金を持たない人もいる。

仮に、自分がやってる役は、つまらない役だと思っていても「いざとなったら何でもやろう」「できることなら何でもしよう」という見識と思想と力を養うべきだ。

自分の力が、十分に生かされていないから不平だという者は、まだその力が養えていないのだ。
力を養った上で、必要な時には、いつでも出そうという、日頃の力の蓄え方を心得ておくことだ。

◯大事な実践ポイント
・「こんな人になろう」を考えてみる
・何かをする時は、最悪の事態を考える癖をつける
・不平を感じたら、力を養うときだと心得る


「身」と「心」を修めることが人生。
一流の方の時間意識と心構えをはじめ、多くの学びと気づきのある素敵な本でした(#^.^#)ノ

 

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